「スター」との異文化交流
公開日:
:
et cetera-opinion
このBlogは、「人の役に立つために」などと考えずに書くと決めているので、続けてもう1本。
「金がないのか」とスターは真顔で聞いた
ゾクゾクする異文化交流
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20130320/245308/?leaf_bn
ゾクゾク来ました。
同じ構造がどこにもありますね。
私(Yoshi:わかさま)の属する、コーチング業界、研修講師業界、セミナー講師業界も同じです。
おっと、それから、異業種交流会でお会いする方々もそうですね。
記事の中のように、「スター様」はいらっしゃいます。
努力して、勝ち得た方々が。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
異文化交流というが、自分以外はすべて異文化で、職業が似ているからといって、価値観を共有しているとも限らない。日本語の会話に通訳が必要なくらい、違う。
(上記サイトより引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ウンウン、そう。
日本語としての言葉も、関係者が使う言葉としての専門用語もわかるのだけれど、同じ土俵上で話しているような気がしない。
「こいつ、まだまだだな」
なんて思われたくないから、実績については多少は背伸びをした会話をする。
でも、内実がそれほどじゃないから、細かい話はできない。
さらにでも、相手が聞きたいのがその実績だったりする。
「肯定的に話す」
なんて、話し方のテクニックではなく、
「自分が行きたい方向の人」であれば、正直に洗いざらい話して教えを乞うけれど、
たいがいの場合は、「感受性が違う」と感じていて、友人関係を続けるのは構わないけれど、話せば話すほど相手との溝を深くすることになるので、あまり話したくないものなんですね。
こちらは気分が悪いし、
相手は自分のやってきたことを否定されたように感じて、これまた気分が悪いし、
相手は「改心させよう」として、説得を試みるし、
もしくは、「関係がなかったことにされそうになったり」したりして。
世の中、それでも、そのような「スター」をまねして、自分自身も「スター」になろうと取り巻く人たちも大勢いる訳で。
そのような姿勢と距離を取ろうとすると、
(「人」とは距離を取ろうとしていませんよ。「罪を憎んで人を憎まず」です。
って、っちょっと違うか。)
さらに、そんな態度を糾弾されたりして・・・。
自分の考えを、自分の口から発することに勇気が必要だったことは数知れずです。
だからといって耳を塞いでは、この世の中は面白くない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
だが、異文化交流もたまらなくオモロイ。
(上記サイトより引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
そうなんですよね。
それだけは、自分の最終ラインとして持っています。
自分の考えに近い人だけで集まっていては危険だし、
自分の考えと違う人とだけ集まっていても危険だし、
少なくとも、自由に選択しながら人生を行きたいですね。
※「危険」とは、「人生の視点を狭める」という意味です。
関連記事
-
-
「五輪開催5つのメリット」を考える
まず、 「五輪開催のメリット」と「五輪憲章」 この2つを混同してはいけない。 「五輪憲章」
-
-
橋下大阪市長への評論のいくつかを読む
橋下市長の発言について、追加のことを書こうと思いましたが、 ふと、小田嶋隆さんの文章を読みたく
-
-
「1000年コンサルタント」の言葉の先の現在
お詫び。 昨年から今年の初旬にかけて、「1000年コンサルタント」と名乗っていました。
-
-
「選挙」って、「社会の多様性」を映すもの
選挙のことで、やっとわかったことがあります。 今まで、「変だな」と思っていても、「問い」の形に
-
-
東日本大震災3年目の日に
Praying Gopher / danelow[/caption] 3年前のあの日、 今
-
-
滋賀県知事選挙は、7月13日に投開票です。
at the voting booth / theocean[/caption] 本来、滋
-
-
コーチングのスキルは、使い手次第で良くも悪くもなる
電通の新入社員が、その年の12月25日に投身自殺したニュースを知って。 どこかに相談するとか、
-
-
橋下市長の慰安婦関係の発言を題材に
今回の橋下徹 大阪市長の発言に対する様々な反論に、「あほらしいなあ」と感じました。 橋下市
-
-
「学校でLGBTへの偏見を無くす授業」
近所のママさんが「学校でLGBTへの偏見を無くす授業をするらしいんだけど、異常なものを異常と認めなく
-
-
「商売指南書 新井流」1回目読了
商売指南書 新井流 1回目読了。 「お客様のために」この言葉は何度も目にしてきま
PREV :
もっと「好きに生きる」ために
NEXT :
「安くないと消費者は買ってくれない」って本当?