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コーチング、NLPの学び方

公開日: : et cetera-opinion

【質問】

ある方から、「NLPを学んで、現在やっている仕事のメニューにコーチングを追加したい」と相談を受けました。
これだと相談内容がわかりませんね。
あえて僕が定義すると、

「これからコーチングのサービスを提供したい。
 そのためにNLPを学びにある団体のところで契約して行くことにしているが、それは適切だったか?
 なお、コーチングのトレーニングをしていないし、コーチをつけていない。」

長年やってきた経験からすると、設問の適切さが気になりますが、
一般に、相談する相手がいない場合に、ありがちな質問かと思います。

どのように、何を回答したか、ここに記します。

【回答】

結論から申しますと、
私はその団体のことを知りませんし、体験会に参加していませんのでわかりません。
けれど、Webサイトを拝見した範囲では、よい選択肢の一つだろうと思われます。

★[一般論]
あなたが
「何かに気づいて、自分の人生に生かすか」
それが得られれば、それで十分です。

何十万円かけようとも、たった一つのことがわかればそれで十分です。

体験会にいくつか参加されて、決められたのであれば、それが正解です。
インターネット上に、多くがそのように述べています。私もそのように思います。

実際に学んできた立場からいうと、体験会に参加したぐらいでわかるものではない、すべて終わってからというのも事実です。
[でも、くどいようですが大事なので繰り返します。体験会をいくつか参加して、決めることが絶対に大事です。]

お決めになったことがご縁ですから、ご縁を大切にされたら良いですね。

★[資格]
国際資格のことを気にされていましたが、
コーチングもNLPも、民間資格です。
ですから、資格をどれだけ
自分のよりどころにするか、自信を反映させるか、です。

トレーナーになるのであれば資格が必要です。
日常の自分を変え、普段使っていくのであれば、資格を取らなくても構いません。
人によっては、課程を修了しても、資格申請しない人もいます。有料です。(団体によって、受講料に含めているところもあります)

上級コースに上がる人、トレーナーになる人は資格を取ります。
私の場合は、多少なりともかっこをつけないといけないこともあり、
「米国NP協会(クリスティーナ・ホールさん系統)」のマスタープラクティショナーを表に出しています。

ただし、上級コース、トレーナー資格という場合、他団体の資格は基本的に無効です。
別の団体の上級コースに行こうとしても、最初から受講するよう求められることが普通です。

★[学びに必要なこと、学んだあとにも必要なこと]
コーチング、NLPなどを「コーチングとして提供」するだけでなく、
「日々の業務の中で生かす」場合も、以下のどれかを続けてください。

最低毎月1回。最初は毎週1回が望ましいです。
  ・コーチをつける
  ・セミナーなどトレーニングの場に出る

あなたは謙虚なのでトレーニングに通おうとされていますが、
人によっては、

   「自分はコーチングもできるし、やってきたから」

と、トレーニングに行かず、コーチも付けずに、コーチと名乗ってコンサルティングをする人もいます。
そんな一人を、「コーチングの根本の一番大切なことをわかっていないなあ」と思った記憶があります。

★[学ぶ目的と学ぶ人ごとの特性]
一方で、別の視点もあります。

   「コーチングがわかっている人」
   「コーチングを上手に伝えられる人」
   「コーチングを深くわかっていないけれど、コーチングが上手な人」
   「資格を持っている人」

これらは全く違います。
人それぞれ、資質があり、得意技があります。

クライアントさんにとって大事で、コーチの商売としてうまくいくのは、3番目の「コーチングの上手な人」でしょう。「頼れそう」とかも。

ですから、学ぶ立場からすると、

   「何のためにコーチングやNLPを学ぶか?」

これからブレなければいいと思います。

★[コーチングでビジネス]
コーチングで大儲けできるかは、
   商売と考えて、
   対象を誰に設定し、
   営業をどれだけ上手にやるか
の問題です。

マイコーチとのセッションで、
そのテーマについてコーチングを受けることはできますが、
それ自体はコーチングには何も関係ありません。

コーチングの誤ったイメージを広めないでいただければ、私としてはそれで十分です。

★[学ぶときの覚悟]
コーチングやNPを学ぶときに大事なことをもう一つお伝えしておきます。
一番懸案の人間関係を俎上に載せてください。

その人の顔を見るのも考えるのも嫌で、大嫌い、でも逃げられない関係。
これまで表立っては普通にして、封印してきた関係や感情。
自分のブラックなところ。

それに取り組みつつ、学びを進めてください。

「商売としてのコーチング」を考える人は、そのあたりをサラッとスルーしがちですが、それに取り組まないと、クライアントに結局何も提供できません。

そして、これらはとても「危険」ですね。
誰にでも話せることでもありません。

だからこそ、講師を選ばなきゃならないし、
一緒に学ぶ人も選ばなきゃならないのです。

講師や受講者の肩書やスペックではなくて、
自分が感じ取るインスピレーションで判断することです。

今後、どのように学びを進められているか、よろしければ状況をお聞かせください。
楽しみにお待ちしています。

※NLP団体の比較については下記を今回見ました。
https://successbeginstoday.org/nlp
http://www.chairng.com/unitedstates_nlp
http://www.nlpjapan.jp/cat_nlpmanabikata/1572/

以上は、その方に伝えたことです。
追加して、あと少し。

★[余談]
僕自身、きれいな言葉で言いきれていないのですが、
今はコーチングをこのように考えています。

『コーチングは、相手が持っている可能性を尊重したコミュニケーションの時の、自分のあり方、自分を知る方法、分析ツール』

本当のところは、「可能性」ではなく、

「生まれてきた目的」
「その人の人生の自由度」

なのですが、こんなことを言われてもわからないですよね。

もちろん、まったく違う定義をしてもらっても、
「多様であればあるほど」健全な社会
なので、構いません。

(追記)
かつて、このBlogで「NLPトレーナーになる方法のまとめ」という記事を書いています。
気になる方はお読みください。


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