*

「他人に与えてもらう夢は『娯楽』と呼ぶ」

公開日: : et cetera-opinion, 子供達の学ぶ心

岡野由美さんの「ぼんぼんすふぃあ」を読んでいて、
ポン、と膝をたたいたことがある。

中のフレーズにこのようなのがありました。

「他人に与えてもらう夢は『娯楽』と呼ぶ」

これなんだよね。

「娯楽」 に 「Entertainment」 の訳が当てられていて、
 まさにそれだと思ったのだ。

~~~~~~~~~~

仕事の方が尊いとか、娯楽は下等などとはいわないが、

仕事帰りに一杯飲んでくる とか、
マージャンをする とか(今の時代ではないかな)
競馬に行く とか
テレビを見る とか

子供たちだったら、

ゲームをする とか
ゲームセンターに行く とか。

「消費」 する 『娯楽ビジネスのお客さん』 なんだよね。

そんなのを、「やりたいこと」 「夢」なんて言うな!!という話。

もし、「ディズニーが好き」というのだったら、

   「ミッキーになったらよくって、
   その代わり、常に誰かから見られる生活をしては?」

という話。
お金を払ってもてなしてもらうことを目指してはダメだ。
もてなす側・・・・でもなくて、
自分ができるサービスを提供する立場にならないと。

結局、やりたいこと、夢が 『娯楽』 の範囲のことだったら、

   「誰かからもてなされること」

じゃないか。

だとしたら、そんなことを「夢」 「やりたいこと」なんて言っている人間の小さなこと。

それで満足しているなら、それでもいいけれど。

~~~~~~~~~~

ロボット教室で、
「うちにはテレビを置かないんだ」と話すと、

「テレビはおもしろいよ」
「お金ないの?」
「うちで使わなくなったのあるから使う?」などと言われる。

子供たちは、時間の使い方について考えたことがないから、
あまりに自分たちには潤沢すぎて
あり余っているので、
友達同士で遊ぶことが終わったら、
今の時代は 「娯楽」 に行くしかない。
おとなが 「娯楽」 に連れていくし。

さらに逆転現象が起こっていて、
「娯楽」 が先に子供たちのスケジュールの枠を占めるようになってきているようだ。

学校と塾で予定がいっぱいだと、
「娯楽」 が必要だよな。
「娯楽」 は、自分で予定を決めているわけではないけれど、
「他人から決められた時間」ではないからね。
受け身の時間でも、まだ自分の時間だから、
「娯楽」を先にスケジュールしてしまう。

~~~~~~~~~~

僕はね。

娯楽に僕自身の時間やお金をかけるのをとてももったいないと思っている。
そんな時間があったらもっとやりたいことがある。
誰かから指示・命令されたことではなくて、
「やらなきゃいけないこと」がある。

(このことは、子供たち、サラリーマンしか経験していない人には理解しがたいことらしいが)

だから、僕の時間やお金をそんなものに使いたくない。

だから、僕の夢ややりたいことは 「娯楽」 じゃない。

~~~~~~~~~~

今、一つ気づいたのだが、
子供たちがゲームをしたがるのは、

もしかすると、
「失敗してもやり直せるから」
かもしれない。

もしくは、
「学校の勉強と違い、失敗しても、人生には何の影響もない」
からかもしれない。

自動車教習所内の運転の前の、コンピューターシミュレーターの段階だな。
教習所のコースに魅力があると誘い、
実技コースに誘い、
一般社会に出航させることが必要なのか。

モデルもきちんと見せないといけないな。

~~~~~~~~~~

「娯楽」 を 「夢」 や 「やりたいこと」 などという人とあまり付き合いたくない。
疲れていて、癒されたいのであれば、
まず疲れをとって、癒されてから来てほしい。

「もてなされる」 よりももっと楽しい世界にはおつきあいしよう。


関連記事

生徒力あるいは弟子力

■「生徒力」3カ条  《師匠は、とっつかまえろ》  《流儀は、丸ごとのみ込む》  《師匠に、質

記事を読む

みんなの中で共通する無意識

> 「僕はね、集合的無意識にアクセスしたいと思っているんですよ」 (一語一会)映画プロデューサー・

記事を読む

先生がまず「疑問が思い浮かぶ喜び」を全身で感じる

9月末までの原稿のために調査したこと。 星座早見板の東西南北、 地区別星座早見板の違い、

記事を読む

「好き・やりたいがない人は仕事をしないでもいいか」問題

好きなことを仕事にしよう、に異論がある方へhttp://www.mizunohiroshi.com/

記事を読む

給料

「ガンジーも助走つけて殴るレベル」系表現に新ネタ。「IMFも賃上げを要求するレベル」。そしてこれは事

記事を読む

ロボット教室の生徒諸君。

ロボット教室の生徒諸君。 君ならできる。 これは今やっていることの応用でできる。 ただし、

記事を読む

Webの紹介『差別の種』

記事を紹介。 『差別の種  https://note.mu/harukazechan/n/nc

記事を読む

教えすぎない

inspiration / tsoumplekas[/caption] 「教えすぎない」

記事を読む

本を読もう!2

植松努さんが小学生のころ、よく読んでいた本だそうです。 5.21世紀こども百科 もののはじまり

記事を読む

学校で、書類を増やすより、授業内容をワクワクしながら変えていくには

> 今の改革は大学にアリバイづくりの大量の文書作成を促すだけで、肝心の授業内容はあまり改善されていな

記事を読む

Vol. 122 [「老害」って人のことを笑えない]

〓〓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〓〓   

Vol. 121 [「コーチングのエッセンスを体験しよう」を開催して]

〓〓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〓〓   

それは美しいか?

武田鉄矢 今朝の3枚おろし「経営者のアートとサイエンス」(

樹木希林さん

【樹木希林さん】  亡くなって1か月半にもなって、それも

Vol. 120 [コーチングのエッセンス]

〓〓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〓〓   

→もっと見る

  • 「メール通信」読者の方は、体験ミーティング(3,000円/45分)が1回無料です。
  • 2018年2月
    « 1月   3月 »
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728  
  • 素の自分をさらけ出せる場『原点』を一緒に創るコーチ
    若狭 喜弘(Yoshi:よし)
    です。

    素の自分をさらけ出せる、安心・安全な場『原点』をまだ持っていない人と一緒に『原点』を創っていくのが、私の役割です。

    詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
    http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=516

PAGE TOP ↑