理科実験で大切なことは何でしょうか?
公開日:
:
et cetera-life, 子供達の学ぶ心
毎月恒例の、先月末締切の原稿が終わりました。
今回調べたものは、昆虫標本の作り方、脚を広げて作る方法の名前、目的によって標本作成法が違うか。
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原稿自体はロボットのことの文章が大半なのですが、
どういうスタンスで理科実験の生徒たちに臨めばいいかいつも悩むので、
その生徒たちへのメッセージにこんなことを記しました。
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理科実験で大切なことは何でしょうか?
実験中に「ふざけない」「してはいけないことをしない」のは当然です。
実験は何のためにするか?
わからないことを調べるためです。
ですから、
だれがいつやっても同じ結果が出るように、
実験器具や試薬、実験材料をはじめる前に準備し、
終わってからきちんと洗って片づけます。
実験前には、
何を調べるか、
どのように実験したらほしいデータをとれるか、
ほかの人がどこまで調べているか、
それが本当か、
必死になって調べます。
実験に「ちょっと待って」はできないので、
完璧に準備をしておきます。
データも予想と合っているか見比べます。
その結果が、皆さんが体験している理科実験教室です。
(元原稿に改行を追加した)
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小学生の理科実験は、現象の面白さを直接見ることが目的です。
だから、難しいことは言わず、
手を動かして、「目撃」すれば十分です。
不器用なのは構わないけれど、
「お客さん」のままにしておくのは
学生時代~今までも実験をしてきた僕としてはよろしくないなあ、と思ったのです。
(今は、料理や家事という名の実験です)
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