下駄を履かせる
公開日:
:
最終更新日:2016/11/29
et cetera-life
> 女性にゲタをはかせているとの批判があるが、もともとゲタをはいていた男性に脱いでもらっただけ
> 伊藤秀二
(折々のことば 選・鷲田清一)
ゲタをはかすも何も、性別や好き嫌い、訳のわからない温情にかかわらず、
その能力があるならば、その立場で働いてもらえればいいだけ。
人が精進してその役職に似合うようになったら役になれるというし、
人をその役に据えたら、役職に似合う人になるともいう。
(相撲の世界で聞いたことがある)
もっとも、「組織」という枠が「男性前提」で動いているなら、女性も男性化しなければならない。
その前提さえ変わることを恐れずに
役職者だけでなく、役がない社員も働けたらいい。
組織も生き物で、
うごめきながら動き、変化し続けるもの。
外から見ていると、芋虫がはっていくように見えるもの。
目標をもって変わるのもいいけれど、
その都度真剣な対話で、その場にいる人でしか生み出せないものに従って変わっていくのもいい。
怖がる人はいるかもしれないが、
「変わらないでいる」ことはできないから。
関連記事
-
学校は、子供が「学ぶの面白い」と思って学ぶところ
学校教育を、いまのような陸軍幼年学校みたいなバカなやりかたをやめて、うんとゆるくしたほうがいい。子供
-
あるところでの研修が、今日で一旦終了しました
WAKASA Yoshihiro[/caption] あるところで、研修の講師を約2年半させ
-
思いが強い人とのコミュニケーション
母との関係や思いをストレートに書くと、 居もしない目上の人からのメッセージが届きます。 (実際に
-
捨てるほど「恵方巻」を作っている日本は不思議
恵方巻き、大量廃棄の現実 店頭に並ばないケースも…https://digital.asahi.com
-
『日本人が信じるのは「人間」だけ。』
(悩んで読むか、読んで悩むか)みな「日本教」信者、掛け持ちOK 斎藤環さん より この中に、下
-
NHK「終わらない人 宮崎駿」
昨日の「終わらない人 宮崎駿」 に関係する話。 宮﨑駿さん「やっとけばよかったね より、やっ
-
「恩というものは他人に着せるものではない。自分が着るもの」
> よくおぼえておきなさい。恩というものは他人に着せるものではない。自分が着るものだということを、な
-
「多様性と天使の分け前」について、集中考察
「多様性と天使の分け前」について、集中考察 このような「問い」を立てました。 ●多様性が高い
PREV :
NHK「終わらない人 宮崎駿」 その2
NEXT :
理科実験で大切なことは何でしょうか?