「土と海の汚染と同じ汚染が、自分の身体にも起こっている」
公開日:
:
最終更新日:2017/03/08
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> いま起きている土と海の汚染が、自分のからだの一部で起こっている、ということを誰も語らない
> 山内明美
(折々のことば 選・鷲田清一)
南三陸育ちの歴史社会学者のことば。
文字通りに読むと、
「土と海の汚染と同じ汚染が、自分の身体にも起こっている」
因果関係を記していないので、
「土と海の汚染の結果、それを取り入れた人間の身体にも同じ汚染が起こっている」
「土と海の汚染と同じことが、直接的な関係はないが、同時に同じことが起こっている」
一つ目は、
「地元の土と海によって東北の人の身体はできている(養われている)」
といってもいいだろう。
都市に住み、土と海に直接かかわっていないと、身体はそれらと無関係になる。
それらの関係を感じるのが「人が生きること」であれば、
「土と海の汚染」は、もっと切実な問題。
誰も語らないとしたら、それはパンドラの箱。
まずは開けることから。
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