わがままと最善と思う提案 with 覚悟
公開日:
:
最終更新日:2017/09/07
et cetera-life 生きる力, 課題設定力, なんとかする力, Core_Infinity, 学び, 気づき
予算確保にも奔走 “歌手で社長”西川貴教が語るビジネス論
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/211932
イナズマロックフェスを運営から見た話。
興味あることばに次のようなものがあった。
~~~~~~~~~
それはアーティストの意向(わがまま)なのか、所属事務所の社長としての命令なのかと聞かれることが多かったですね。当時は、何を届けたいかというシンプルなことを理解してもらうことだけでも、若造が大人に戦いを挑むようなものでした。
(リンク先より引用)
~~~~~~~~~
これを尋ねる側の意図はわかる。
一方で、言われる側の気持ちもわかる。
どういうことか?
僕の場合、
思いつきで
「わがままかもしれない」
と思うことを話す時には、
「思いついた。わがままかもしれないけれど、・・・」
と前置きをする。
一方で、
「これは絶対に必要だ」
という時には、前置きをつけない。
当然だ。
でも周りの他人は、
思いつきも、覚悟があることばもごっちゃにする人を相手にしているので、確認するのが習性になっている。
むしろ、周りの他人は、
「思いつきのわがままだ」
という仮説・前提で話を聴く、これも習性になっている。
だから、僕としては、
『だ・か・ら!』
と怒気が混じったことばを吐くこともあった。
~~~~~~~~~
この問題の解決法は、
西川さんの話の通り、
> 何を届けたいかというシンプルなことを理解してもらうこと
これに尽きる。
この信頼関係をつくっていくことでしか、物事は進んでいかない。
だから、
その後の、前滋賀県知事の嘉田由紀子さんとの会話
~~~~~~~~~
僕が主催する『イナズマロック フェス』は行政側の担当者が毎年代わられるので、毎回趣旨から説明するのは骨が折れる、と滋賀県の嘉田由紀子元知事に話すと、『その分、フェスを理解するあなたの分身が増えているということ。結果、いつかいろんなところで花を咲かせてくれるから』と教えてくださいました。
(リンク先より引用)
~~~~~~~~~
に、うなずく。
いったん、自分の思いつきではなく、
「よりよい」と思われる選択だと確信を持てれば、
「種まき」
のつもりで、永遠に思える会話を続けていかなければいけない。
~~~~~~~~~
<余談>
少し話題がずれるが、
こんな時に、
「切れて」「相手を見下して」「捨てる」
ことを繰り返していると、仲間は増えない。
「やりたいこと」も実現しない。
簡単、手軽に相手が理解して手伝ってくれることを前提にしていると、
この粘りは出てこない。
まずは、
「やりたいこと」を、
「自分の覚悟」につながるまで、突きつめることだな。
関連記事
-
「見える望みは望みではありません。」
> 見える望みは望みではありません。……われらに見えぬものを望む以上、忍耐して待つのです。 > 「
-
対立したときの会話が「対話」
「ダイアログが大切だ」と言ってあちこちでいろんな人と対話していても、意見の相違や対立や摩擦や葛藤に遭
-
図書館を見れば、その都市の豊かさがわかる
転勤族の妻なんで、引っ越す度に新しい土地の図書館に行ってたら分かってきたんだけど、図書館て、その市の
-
気づき力 & 気づかせ力 に集中する
WAKASA Yoshihiro[/caption] 日本コーチ協会 京都チャプター「設立4
-
家の中の電磁波を「理科実験」として見る
bar magnet on a compass array / daynoir[/caption]
-
時間を節約してやりたいことをやる?
灰色の男たちを思い出す。時間を、つまり人生を節約したら何が残るんだろう? https://t.co/
-
「民主主義には二度万歳をしよう」
> 民主主義には二度万歳をしよう。一度目は、多様性を許すからであり、二度目は批判を許すからである。た
-
シミジミと感じる「幸福」は、どこにでもある
> われわれのそばを通り抜けてください、そしてわれわれの幸福を許してください! > ドストエフスキ
-
『コーチをコーチングしてコーチング力をアップするトレーニング』
『コーチをコーチングしてコーチング力をアップするトレーニング』 コーチングを学ぶために
-
さかなクンのお母さんはどんな人?
> あの子は魚と絵が好きだからそれでいいんです。 > さかなクンの母親 (折々のことば 選・鷲
PREV :
「ロボット・プログラミング」は単なる手段
NEXT :
8月末日の誕生日メッセージをいただきましてありがとうございました。