先生がまず「疑問が思い浮かぶ喜び」を全身で感じる
公開日:
:
et cetera-life, 子供達の学ぶ心
9月末までの原稿のために調査したこと。
星座早見板の東西南北、
地区別星座早見板の違い、
太陽系の惑星の明るさを決める条件は地球からの距離だけか、
地球の自転と公転、
夏が暑い理由、冬が寒い理由、
塩化カルシウムの発熱反応、吸熱反応、
沸騰したお湯は100℃を越えることはないのか
~~~~~~~
過去にも、同じテキストをもとに疑問を調査しながら原稿を書いたことがあるはずなのだけれど、
こんなに疑問が出てくるとは思いもしなかった。
これらを生徒に教える立場ではないのが幸いである。
もっとも、こういった疑問が生徒から出てくるようにしたいし、
出てきたら疑問を解決するために一緒に考えたいし、
時には時間外に一緒に調べ、
時には、自宅で調べてくるように、自主的に宿題にしてくれる
そういう発想のできる場にしたいなあ、と思う。
学校の先生は、専門性を活かしたり、教材研究を必死にしたりするのだろけれど、
知識を蓄えようと思ってもきりがない。
むしろ、「疑問が思い浮かぶ喜び」
を全身で感じた方が、教育効果が高い。きっと。
関連記事
-
枕もとで大騒ぎする思いやり
> 鼠骨(そこつ)来る 共に午餐(ごさん)をくふ > 鼠骨去る 左千夫義郎蕨真(さちおぎろうけつし
-
『「未曽有の体験」には、「同じ未曽有の体験」がないといけない』か
> 大津波や原発事故をもし「未曽有の出来事」と言うなら、それに対しては「未曽有の物言い」が用意されな
-
「○○を勉強する意味がわからない」という言葉を聞きます
「○○を勉強する意味がわからない」という言葉は聞きます。 でも、その言葉の意味がまた、僕にはわ
-
ロボット教室の生徒諸君 その7~生徒のあなたたちに期待すること~
塾で、生徒のあなたたちに期待すること。 ①実験の事実を目で見て、純粋に「理科ってすごい」と思っ
-
アカウンタブル(主体性)な行動とそうでない感情が同居可能
昨日、京都チャプターの仲間との雑談の中で。 ~~~~~~~~~ (そのメンバーの話) アメ
-
子供が問題を解いた後に向かうところは何でしょうか?
「後者」がシャットダウンしているように見えるのは、「一般的な解」を探しているからhttp://oml
-
わがままと最善と思う提案 with 覚悟
予算確保にも奔走 “歌手で社長”西川貴教が語るビジネス論https://www.nikkan-gen
PREV :
スポーツのコーチング
NEXT :
「俺は関係ないよ」