*

ただ一つの側面だけ、ただ一つの距離からだけ見るのが正解という人

公開日: : 最終更新日:2016/08/31 et cetera-life

> 共通世界の終(おわ)りは、それがただ一つの側面のもとで見られ、たった一つの遠近法において現(あら)われるとき、やってくるのである。
> ハンナ・アレント
 (折々のことば 選・鷲田清一)

鷲田さんの言いたいであろうことを書いてみる。
~~~~~~~
ただ一つの側面だけ、ただ一つの距離からだけ見るのが正解だと誰かが言いだして一つの世界を作り、
それに賛同できない人は、同じものを見ることをせず、別のものをまた一つの側面から、一つの距離からだけ見る。
そうしたとき、すべての人が一つのものを見るという世界が終わる。
見方を限定して正解と間違いを対立させて二分すると、
一つのものを見て互いが語りあって折り合いをつけるという多様性を受け入れる世界はなくなる。
リアリティは、
「人々に共通の思い」という、「共通の思いのある人だけが集まって “私たちが正しい” と思う」時にはなく、
「一つのものを多様な立場から眺めるのを “それが社会だよね” と言った」時に現れる。
~~~~~~~

Follow me!

Facebook にシェア
LinkedIn にシェア
[`evernote` not found]
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

いちばん弱い環

> 鎖の強さはいちばん弱い環(わ)で決まるのだ。 > ギルバート・K・チェスタトン  (折々のこ

記事を読む

「自分の言葉では、まだ語れない」というしかない体験

> 「第二のふるさと」「宝物」といった言葉を使うのに抵抗がある。 > 「まだ、八坂での経験を消化

記事を読む

『コーチをコーチングしてコーチング力をアップするトレーニング』

『コーチをコーチングしてコーチング力をアップするトレーニング』 コーチングを学ぶために

記事を読む

教育勅語と祖母の思い出

このところ教育勅語が話題に上っています。 思い出したことがあります。 ~~~~~~~~~

記事を読む

そのルールが一体何のために存在するのか、それによって自分がどうハッピーになるのか?

ドイツ人の夫がよく言うのね。日本のルールはルールを守るためのルールが多いって。そのルールが一体何のた

記事を読む

日常、何を買うのかということも十分に政治的だ

> 俺から言わせれば、日々の生活のなかで何を買うのかということも十分に政治的だ。 > 後藤正文

記事を読む

「ダサいくらいなんだよ。我慢しろよ!」(あまちゃん)

Sea urchin / shankaronline[/caption]  京都新聞のお試し

記事を読む

「強み」は、「少数の人」しか持っていない「弱み」として隠れている

> 一番困っている産地にこそ、いままでにはないなにかが眠っているはずなんです。 > 松下弘  (

記事を読む

家族を愛するということ

> お父さん、お金持って帰ってくるだけやないの > 井村雅代  (折々のことば 選・鷲田清一)

記事を読む

パソコン購入相談

今回のパソコン購入相談の方は、「音楽教室の先生」でした。 あなただったら、まずどんなことを質問しま

記事を読む

Facebook「着想くらぶ」12周年記念イベント2024年末~25年2月に開催

Facebookの着想グループ「着想くらぶ」がはじまって12

デイタイム・ショート・コーチングの感想をいただきました。

デイタイム・ショート・コーチングの感想をいただきました。 (

Vol. 122 [「老害」って人のことを笑えない]

〓〓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〓〓   

Vol. 121 [「コーチングのエッセンスを体験しよう」を開催して]

〓〓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〓〓   

それは美しいか?

武田鉄矢 今朝の3枚おろし「経営者のアートとサイエンス」(

→もっと見る

  • 「メール通信」読者の方は、体験ミーティング(3,000円/45分)が1回無料です。
  • 2026年1月
    « 12月    
     1234
    567891011
    12131415161718
    19202122232425
    262728293031  
  • 素の自分をさらけ出せる場『原点』を一緒に創るコーチ
    若狭 喜弘(Yoshi:よし)
    です。

    素の自分をさらけ出せる、安心・安全な場『原点』をまだ持っていない人と一緒に『原点』を創っていくのが、私の役割です。

    詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
    http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=516

PAGE TOP
PAGE TOP ↑