*

「問題文が理解できない子供が増えている」というけれど、どんな利点があったのだろうか

公開日: : 子供達の学ぶ心

読解力が危ない(1)~問題文が理解できない
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/ichiran/20170211-OYT8T50000.html?from=ysns_ycont

問題文の意味を理解できない子供たちが増えているという。
それへの対処法もいろいろ試みられているという。

~~~~~~~~~

でも、その論法は何か変。

「問題文を理解する」=「読解力がある」

としたら、
読解力がなくても生きていける社会になってきた、ということじゃないだろうか?

小学校高学年以上になると、勉強する人、先生の意図を理解する人、自分たちと違う発想の人を揶揄してバカにして、やらないように仕向けることをするようになる。
でも、それ以下だと、結構「他者尊重」だし、「ポジティブ」なんだよな。

~~~~~~~~~

だから、そんな低学年以下の時に、
「相手の意図を理解しようとしない方が得策」という経験をしたり、
「相手の意図を理解するトレーニング」をさせてもらえなかったのか、
「相手の意図を理解できなかったことでの大変だったこと」を経験できなかったのか、
などと思うが、社会全体としてそうだとしたら、何かわかりやすいけれど見落としている原因があるのじゃないだろうか?

授業をうまく組み立てている学校の例を知ると、
「読解力」もそうだし、「相手の意図を理解する」って、
子供たちって嫌いじゃないと思うんだ。

アリ地獄の器と同じで、一時的にトレーニングできても、
根本原因をしっかり見つめないと元に戻ってしまうと思うんだがなあ。

~~~~~~~~~

何か当たり前すぎて、見落としているのだろう。

Follow me!

Facebook にシェア
LinkedIn にシェア
[`evernote` not found]
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

「子供の夢」を聴くのは難しい

大谷由里子さんがこのような記事を書かれていました。 (やすきよのマネージャもされていた、元吉本興業

記事を読む

「自分の言葉では、まだ語れない」というしかない体験

> 「第二のふるさと」「宝物」といった言葉を使うのに抵抗がある。 > 「まだ、八坂での経験を消化

記事を読む

ロボット教室の生徒諸君。その2

ロボット教室の生徒諸君。 君たちの未来は、こういうものにどっぷりと向き合ってほしいのだ。 ~

記事を読む

こんなレベルのロボットで見本を見るんじゃない。テキストにみんな書いている。

以下の記事は、学びラボでは開講していない「アドバンス・プログラミングコース」のことについてです。(ロ

記事を読む

ロボットに子供の雑談相手をさせるには?

「ロボットやAIまだまだと言っても、子供の雑談相手とか、冷蔵庫からビール取ってきて注いでくれる的な雑

記事を読む

ロボット教育、プログラム教育で、「目的としていないもの」を手に入れろ

ロボット教育、プログラム教育を 文部科学省は、2020年から小学校以上の必修にしようという案が出て

記事を読む

小中高校時代にも「自分で切り開く体験」をしよう

僕はロボット教室の運営をしているのですが、 生徒たちと話していると、どうしても 『塾』 のことを無

記事を読む

子供が問題を解いた後に向かうところは何でしょうか?

「後者」がシャットダウンしているように見えるのは、「一般的な解」を探しているからhttp://oml

記事を読む

「子供の学習習慣をつけさせる」ために方便として「強制」も必要?

「子供の学習習慣をつけさせる」 というと、 「毎日机に〇時間座らせる」 「学校から帰っ

記事を読む

違う意見があってもいいと考えるトレーニング

ロボット教室で、生徒と話しているときに気を付けているのは、このようなことです。 「ちがう意

記事を読む

デイタイム・ショート・コーチングの感想をいただきました。

デイタイム・ショート・コーチングの感想をいただきました。 (

Vol. 122 [「老害」って人のことを笑えない]

〓〓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〓〓   

Vol. 121 [「コーチングのエッセンスを体験しよう」を開催して]

〓〓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〓〓   

それは美しいか?

武田鉄矢 今朝の3枚おろし「経営者のアートとサイエンス」(

樹木希林さん

【樹木希林さん】  亡くなって1か月半にもなって、それも

→もっと見る

  • 「メール通信」読者の方は、体験ミーティング(3,000円/45分)が1回無料です。
  • 素の自分をさらけ出せる場『原点』を一緒に創るコーチ
    若狭 喜弘(Yoshi:よし)
    です。

    素の自分をさらけ出せる、安心・安全な場『原点』をまだ持っていない人と一緒に『原点』を創っていくのが、私の役割です。

    詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
    http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=516

PAGE TOP
PAGE TOP ↑