読書感想文でも何でも、文章を書こう
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最終更新日:2017/08/11
子供達の学ぶ心
読書感想文に「つまらん」とだけ書いたら教頭先生に呼ばれ、その結果国語が大好きになったというお話
https://togetter.com/li/1135953 より
中学1年の時、読書感想文に「つまらん」とだけ書いた。すると何故か教頭先生(元国語の教員)に呼ばれ「なにがつまらないか箇条書きにして持っておいで」と言われ、それを書いて持って行くとその場でするすると繋げてくれた(続
— O_samu@ぬこバカ一代 (@odoru_samurai) 2017年8月1日
そうしてそれに僕がまた書き足して教頭先生も書き足して・・・と何度か繰り返していると400字原稿用紙が10枚くらいになった。最後に出来上がったものを読み返すように言われ、そうすると「これが評論というものなんだよ。よくがんばったね」と言われた。僕は国語が大好きになった。
— O_samu@ぬこバカ一代 (@odoru_samurai) 2017年8月1日
文章を書くということはこういうことなんだ。
手紙も、レポートも、新聞記事も、小説も、
人に読んでもらう文章を書くための基本的なことは、
・思いついたこと、気づいたことをそのまま表す。
・ほかにもっとないか考える。
・並べ替えたり、つなげたりする。
・言いたいことと逆のことを書いたものは、脇に外しておく。(後で戻してもよい)
・並べ替えたものを読んで、思いついたこと、気づいたことを書き出す。
・全体を眺めて、「一番大事なことは?」「僕の言いたいことは?」と考えてみる。
を繰り返していくこと。
手紙、レポート、新聞記事、小説の違いは、
読んでくれる相手が違うだけ。
でも、その相手によって、
・どの文体を使うか。(です・ます調など)
・事実だけを書くか、気持ちをかなり入れて書くか。
・相手が怒るかもしれないことを覚悟して書くか。
など、考える必要はあるけどね。
約束してほしいことがある。
自分の秘密を書くのはいいが、他人の秘密は書いちゃいけないよ。
書いていいのは、秘密を伝えてくれた本人が「いいよ」と言った時だけ。
~~~~~~~~~
僕も、こうして文章を書いているけれど、
書くことで、自分が思っていたこと、気づいていたこと、考えていたことに
気づくことがたくさんあるから、書いているんだ。
それも、単なる自分だけが読む日記ではなくて、
大勢が読むインターネットの記事で書いている。
これは、「自分の覚悟」を決めているところがある。
そして、僕を知ってもらってなんぼ、わかってもらってなんぼ。
たとえ嫌われても、スルーされても、
自分に好意を持ってくれたり、共感してくれる人が残ってくれるならば、
それで十分。
君は個人情報が漏れた時に大変困るから
ここまでする必要なないけれど、
文章は、緊張せずに、
いっぱい書いて練習してほしい。
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