*

「反対運動をする自信も勇気もおそらくない、だからこそいまのうちにやらなくては」

公開日: : 最終更新日:2017/01/21 et cetera-opinion

> 戦争が起こってしまってから反対運動をする自信も勇気もおそらくない、だからこそいまのうちにやらなくては
> 藤波玖美子
 (折々のことば 選・鷲田清一)

「戦争が起こってしまってから反対運動をする自信も勇気もおそらくない」
(リンク先のことば)
これは同じ。さらに
「はじまってしまったものを止める力もおそらく僕にはない」

自衛のためでも、敵の組織の一員とはいえ人の命を奪うこと、
同じく自衛のためでも、
たった一人とはいえ、身内や一緒に訓練した仲間の命がなくなる場面を見ること、命が亡くなった姿を見ること、
理性はなくなり、情感だけになる。
逆にそんなときにも理性だけの人と一緒の時間を過ごしたいか。
もちろん、上官がおびえて逃げてしまっては困るし、
身や仲間を守るため、作戦を遂行するために理性的である必要はあるだろうけれど。

そんな時には、人間であっても人間であることを強制的に忘れなきゃならない。
そうなると、おそらく2度と人間に戻ることはできない。

だから、「自衛のため」でも、戦争を起こさないためのことを模索したい。
このことを自分の言葉で語れる方々を戦争に行った人だとすると、どう考えても85歳以上になる。
その数が極めて少なくなった時代だからこそ。

Follow me!

Facebook にシェア
LinkedIn にシェア
[`evernote` not found]
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

橋下大阪市長への評論のいくつかを読む

 橋下市長の発言について、追加のことを書こうと思いましたが、  ふと、小田嶋隆さんの文章を読みたく

記事を読む

「相手のことを本当に知る」ために文脈を伝える、理解する

日本のメディアは、現地の状況を正確に伝えるというより、日本人が理解しやすい文脈で伝える傾向があるよう

記事を読む

誕生日を越えて

Burning Man 2013 / foxgrrl[/caption]  昨日は、誕生日の

記事を読む

みんなの中で共通する無意識

> 「僕はね、集合的無意識にアクセスしたいと思っているんですよ」 (一語一会)映画プロデューサー・

記事を読む

橋下市長の発言を政治に携わる人として見てみる

 「橋下市長の慰安婦関係の発言を題材に   http://views.core-infinity.

記事を読む

憲法で「愛」の形を強制されるのは困る

Webにこのような記事があった。 『改憲派の憲法学者が安倍政権の改憲を批判する理由…愛

記事を読む

権力者とジョーク

> 権力者がジョークの流布を見逃すことができるなら、その権力は、あきらかに安定している > 宮田光

記事を読む

学校の未来の作り方

School buses in the fall / tncountryfan[/caption]

記事を読む

考えが違う人が集まることで何ができる?

 民主党の馬淵さんのインタビュー記事が「日刊 SPA!」にありました。 ~~~~~~~~~~~

記事を読む

no image

「アイスブレイク」と「ブレイク・ジ・アイス」

 「事務局運営のコツ for coach, consultant and counselor   

記事を読む

Facebook「着想くらぶ」12周年記念イベント2024年末~25年2月に開催

Facebookの着想グループ「着想くらぶ」がはじまって12

デイタイム・ショート・コーチングの感想をいただきました。

デイタイム・ショート・コーチングの感想をいただきました。 (

Vol. 122 [「老害」って人のことを笑えない]

〓〓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〓〓   

Vol. 121 [「コーチングのエッセンスを体験しよう」を開催して]

〓〓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〓〓   

それは美しいか?

武田鉄矢 今朝の3枚おろし「経営者のアートとサイエンス」(

→もっと見る

  • 「メール通信」読者の方は、体験ミーティング(3,000円/45分)が1回無料です。
  • 素の自分をさらけ出せる場『原点』を一緒に創るコーチ
    若狭 喜弘(Yoshi:よし)
    です。

    素の自分をさらけ出せる、安心・安全な場『原点』をまだ持っていない人と一緒に『原点』を創っていくのが、私の役割です。

    詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
    http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=516

PAGE TOP
PAGE TOP ↑