ロボプロ講座で「スケジュールの自己管理」を促しています
公開日:
:
et cetera-opinion
ロボプロ講座の生徒さんに対して、「スケジュールの自己管理」を言っています。
小中学生に、「受け身じゃなくて、自分で決める」練習を促していることになります。
好きなことならできます。
~~~~~~
それは、かなりのチャレンジだろう。
今までそんなこと言われたことなかっただろうから。
ほかの塾だったら、
「授業日に忘れず行く」
ことくらいかな。
ロボプロ講座のロボットは、基本形が完成しても、
・センサーの取付け位置や方向
・ほかのパーツの取付け位置
・モーターの取付け方
・さらにはプログラム(の工夫)
でまったく違ったものができあがるので、
「ロボットの基本形」を先生が代わって作ってあげることはできても、
・授業スケジュールを調整し、
・理想とする動作を決め、
・プログラムを理解すること、
・ロボットのパーツ配置
・プログラムの調整
は、生徒さん自身しかできません。
相談しながらでもスケジュール管理ができる生徒さんは、
ロボットづくりの理解力も高いように感じます。
そうそう。
スケジュール管理と並んで、
受取ったテキストやネジなどの管理ができているかどうかも、
ロボットづくりの理解力に対応しているなあ。
~~~~~~
で、
スケジュール管理を自分で決められるようになると、
どんないいことが起こるのか?
・僕に日程の交渉を自分でできるようになる
・1回の失敗、動作不良くらいで落ち込まない
⇒ 当然だから
・希望の状態になるまでやり続ける
・類似性を見つけて理解が速くなる
・楽に実現できる方法を見つける
・間違ったところを発見するスピードが上がる
・助けてほしいと言える
・助けてほしいことをピンポイントで言語化できる
・その日にやるテキストをパラパラと見て、
全体像をつかんでから始める
~~~~~~
僕ら先生がやることは、
「生徒が自分で決めて、
実行し、
結果を受け入れる
雰囲気をつくる」
「解答をわからなくても、
そのロボットでできる動きをさせてみて
と面白がって課題を出す
そして一緒にディスカッションする」
しかない。
先生側が
「答えを持っておかなければ」とか
「教えなければ」なんて思っていたら、
生徒はその枠までしか成長できません。
もっと自由な発想を引き出すのが、
私の役目です。
関連記事
-
-
「五輪開催5つのメリット」を考える
まず、 「五輪開催のメリット」と「五輪憲章」 この2つを混同してはいけない。 「五輪憲章」
-
-
「私はあなたにどのように役立つか」を考えた
このところ、私自身の業務の紹介文を考えていました。 自分の心とピントがあった言葉を綴ることがで
-
-
「The Lab. みんなで世界一研究所」
JR大阪駅の北側に新たに建設された「グランフロント大阪」に、「ナレッジキャピタル(知的創造拠点)」
-
-
橋下市長の発言を政治に携わる人として見てみる
「橋下市長の慰安婦関係の発言を題材に http://views.core-infinity.
-
-
「商売指南書 新井流」1回目読了
商売指南書 新井流 1回目読了。 「お客様のために」この言葉は何度も目にしてきま
-
-
新年あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます コーチングはそのままに、多くの人のお力添えのおかげで
-
-
東京ガス CM 家族の絆 「母からのエール」篇
東京ガス CM 家族の絆 「母からのエール」篇 をFacebookで紹介しましたら、
-
-
男女平等に気付くには?
Freedom, Liberty, Equality and Justice / 17708700
-
-
『国の形(ビジョン)』はコーチングの『目標・目的』だから、『私』が決めないで誰が決める?
「プレミアム商品券」って、 国からの『税金』のバラマキだよなあ、 と思うに至って。
-
-
「教育」を実験してもいいじゃないか
> 教育はもつとも実験室化してはならぬものでありながら、もつとも実験室化しやすいもの > 福田恆存
PREV :
Web記事「別れのコーチング」「密室性」「対人性」
NEXT :
Web動画『学校を飛び出した子供たち_フリースクールのすごさ』