妙な宿題に本気で答える
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et cetera-life
こんな課題を出して、こんな課題に答える人がいる『場』は、とても魅力的です。
「考える力」「見つけ出す力」を育てるのが教育ならば、
こんな『教育』をしたいですね。
答える方が大変と思われるかもしれないけれど、
問題を出す側がもっと大変ですよね。
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早大建築学科の妙な宿題を集めた「こそあど?展」に行ってきた
http://portal.nifty.com/kiji/140514164112_1.htm
●都市のリズムを採集
街の中にあるリズムを見つけ出して、それを各自の創意によって可視化しなさい。
何の役に立つかは考えなくてもよい。とにかくそのリズムの優れた記述法を念頭に置くこと。
●新しい鑑賞ガイド
都市のなかで、私たちの周囲にあふれている、あるいは容易に見出すことができるにも関わらず、従来は愛でる対象ではなかった風景や事象、または事物を選び、それ(それら)を「鑑賞」するためのガイドを制作しなさい。
●役に立たない機械
役に立たない機械(装置、機構、組合わせなど)を作りなさい。何かの役に立っていそうなのだが、それが何かは決してわからない機械です。簡便に持ち運び可能なものにしなさい。プロダクトとして販売可能なシンプルさ&完成度も期待する。
●ペットボトルを10cm持ち上げる架構
紙で架構をつくる。
500mlのペットボトルを縦にして、机の上から10cm以上持ち上げなさい。
●鞄の中の建築
建築のミュージアムグッズをつくる
実在する古今東西の名作建築の中から自分が好きなものを一つだけ選び、そのデザイン(形態、空間、素材など)や社会背景の特徴を見つける。その特徴を生かして、鞄の中に入る(持って帰ることができる)ように小さくし、建築以外の新しい機能(ファッション、文房具、アクセサリー、お菓子など)を与えなさい。
(以上、引用)
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そうそう。
すべての問題に完璧に素晴らしい答えを出すのがいい回答者ではありません。
「優秀」になったり、「普通」になったり、「劣等生」になったりすることが、教育を受けるということなんです。
「劣等生」の経験が必要。
もちろんそれもある。
「劣等生」になって、「なにくそ」と思うことが大切。
そういう考え方もあるね。
でも、他人との比較をモチベーションにするのは、一時の幸せだと思うなあ。
それで本当の幸せがやってくる?
『自分が「優秀」と感じるのは、「劣等生」を演じてくれている人のおかげと気づく』
これが大切なんです。
これがわかれば、自分を見る目も、周りの人を見る目も、社会を見る目も変わってきますよ。
それを理解して、自分の使命・ミッションを実現することが大切です。
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