*

子供が問題を解いた後に向かうところは何でしょうか?

公開日: : 最終更新日:2017/02/04 et cetera-life, 子供達の学ぶ心

「後者」がシャットダウンしているように見えるのは、「一般的な解」を探しているから
http://oml.core-infinity.jp/2017/02/former-and-latter-24/
 より

「後者」の僕は
「一般的な正解」を探し回って頭がフル回転していることがあり、
それを見て
「フリーズして頭が真っ白になっている」
と思われてしまう、と書きました。

~~~~~~~~~

ふと思ったことがあります。

これは、小学生くらいの子供たちが、

「問題の正解だけを求める(正解だけ書けば話が終わったような顔をして次に行こうとする)」
「すぐに わからない と言う」

とつながっているのかも。

小学校の学校での問題くらいだと、先生はもちろん保護者も答えがわかります。

いわば、
「苦労して前者力を身につけた後者」
です。

「苦労して前者力を身につけた後者」は、「できない後者」には厳しいです。

そして、「前者・後者論」では前者、後者を別の表現をすると、

   前者:大人になれた子供
   後者:大人になれなかった子供

とも言われます。
年齢は関係ありませんが、子供はもともと後者です。
本人の素質で前者になったり、
周りの仕立てで前者になるための努力を重ねて「前者もどき」になったりします。
周りの大人は、「成長した」といいます。

~~~~~~~~~

子供の周りの大人は
すぐに答えを求めます。
少し戸惑っていたら、答えが与えられます。
答えは、決まった答え、決まった順番でないといけません。
そして、「正解」の時だけ認められます。

そりゃ子供の行動が

「問題の正解だけを求める(正解だけ書けば話が終わったような顔をして次に行こうとする)」
「すぐに わからない と言う」

になってしまうわけです。

~~~~~~~~~

これは、子供の問題ではなく、大人の問題です。

大人は気づいているでしょうか?

「問題の正解」はゴールではなくて、単なる途中経過だということを。

あなたはなんて答えますか?

   「子供が問題を解くのは何のためでしょうか?」
   「子供が問題を解いた後に向かうところは何でしょうか?」
   「もし、もう少し難しい問題、というのであれば、
    大人のあなたはどんな問題に向かっていますか?」

確かに、定期試験や入試は大切です。

でも、そんなものではないですよね。

つい目の前のことをクリアするのに一所懸命になってしまうのはわかりますが、
その先の行く先を考えて接していきたいものです。

その時、

「その問題の、一般的な正解は何?」と悩んだり、
「そんなもん、あいつにやらせとけ」と自分の課題を他人に押し付けるのは、

話が違います。

「正解はない」
「子供一人一人違う」
「子供一人一人も、時期によって違う」

と承知しておかないとね。

~~~~~~~~~

ただし、学校の勉強に関しては、
義務教育の中学校までは、生きていくうえで必須のことなので、必ず身につけておいてほしいことです。
これは、どんな子供でも当てはまることです。
すべてを覚えなくてもいいけれど、
興味を持つことと、
学んだ記憶を持っていてほしいと願います。

また、
通知表を見ると、
各教科の中に、到達目標が印刷されています。

先生も、
もしかすると先生になってから、
「学習指導要領」「通知表」を見て、

   『何を子供たちに身につけさせなければならないか』

を知ったのではないでしょうか。
教科書の内容そのものはもちろん、
生きていくために必要な能力です。

子供たちにそのことを説明しなきゃいけないでしょうし、
クラスや生徒によってさまざまな個性があるので、それに合わせたことをできるような自由度も必要でしょう。

となると、親はこの役目も時としてする必要があるのであれば、親の役割は大きいですね。

~~~~~~~~~

「問題の正解だけを求める(正解だけ書けば話が終わったような顔をして次に行こうとする)」
「すぐに わからない と言う」

子供にこういわせているのは、大人の責任です。
まずは大人がこの行動とは別の行動を創り出していきましょう。


関連記事

5e41e412c730a67431cf0a59e392dff7_s

車に轢かれそうになりました

車に轢かれそうになりました。 ~~~~~~ ロボット教室からの帰り道。 夕方の7時。雨が降って

記事を読む

Title_learning child

「勉強する」とは、「問題の解決の仕方」を見つけ出す力を身につけること

プログラミングのプの字も知らない文系エンジニアが普通のエンジニアになるまでhttp://qiita.

記事を読む

Title_learning child

「裏の教育」と防ぐための方法

親が子どもにうっかり授ける「裏の教育」http://toyokeizai.net/articles/

記事を読む

Robots only eat old people / r80o

2014年秋のロボプロは、『リンク・ロボット』

Robots only eat old people / r80o[/caption]

記事を読む

a0027_002608

「前者・後者」について書いた記事一覧

「前者・後者の特徴と判別法」一覧 を公開しています。 「前者・後者」に関する考察

記事を読む

October2016

「水清ければ魚棲まず」

> 水清ければ魚棲(うおす)まず > ことわざ  (折々のことば 選・鷲田清一) 鷲田さん

記事を読む

Title_learning child

船出しよう

■船は出ているのだから、後戻りはできない (一語一会)ピアニスト・作曲家、西村由紀江さん 母の佑子

記事を読む

Title_learning child

僕の提供する教育は?(【オランダ教育に触れるイベントin京都】参加報告)

【オランダ教育に触れるイベントin京都】~「自己肯定感」と「生きる力」を引き出す教育とは~ 【日程

記事を読む

a03f5d9a0b01c5056fb8bbdb1004126f_s

教育勅語と祖母の思い出

このところ教育勅語が話題に上っています。 思い出したことがあります。 ~~~~~~~~~

記事を読む

September2016

アラカルト

時間をとって、ゆっくり書きたいテーマの話。 メモ的に記す。 ~~~~~~~ ・大人の世

記事を読む

"Critical position of the H.M.S Investigator" / 43021516@N06
わがままと最善と思う提案 with 覚悟

予算確保にも奔走 “歌手で社長”西川貴教が語るビジネス論https:/

Title_learning child
本を読もう!

子供たちのすべての基本は、    『本を読む』 だと思う。

Title_learning child
おじさんから甥っ子への手紙

あの場で話すと、「勉強しろ」と説教するような雰囲気になるから言わなかっ

Title_learning child
大物の、夏休みの宿題が残っていませんか?

夏休みも中盤にさしかかり、やることといえば・・・http://ameb

Title_learning child
読書感想文でも何でも、文章を書こう

読書感想文に「つまらん」とだけ書いたら教頭先生に呼ばれ、その結果国語が

→もっと見る

  • 「メール通信」読者の方は、体験ミーティング(3,000円/45分)が1回無料です。
  • 素の自分をさらけ出せる場『原点』を一緒に創るコーチ
    若狭 喜弘(Yoshi:よし)
    です。

    素の自分をさらけ出せる、安心・安全な場『原点』をまだ持っていない人と一緒に『原点』を創っていくのが、私の役割です。

    詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
    http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=516

PAGE TOP ↑