ロボット教室の生徒諸君10~まずは手伝う?自分の中から出てくるもの?~
公開日:
:
最終更新日:2016/10/21
子供達の学ぶ心
まずはコチラを見てほしい。
●10年かけた自作飛行機がついに飛んだ
http://portal.nifty.com/kiji/130819161466_1.htm
●レーザーカッターで燻製を作る!「普通じゃないプログラム」発表会
http://portal.nifty.com/kiji/161019197846_1.htm
こんな風に、好き勝手に作りたいものを想像して、実現させていけばいいんだ。
~~~~~~~
今は、作り出すトレーニングをしているんだ。
決められた形を作るトレーニング。
思いつくトレーニング。
思いついたものを形にするトレーニング。
それを確実に思い通りに動かすトレーニング。
それをやり遂げるまで、くじけないトレーニング。
周りの人の力を借りるトレーニング。
トレーニングを「やらされていた」ら、
君の力が全く発揮されないので、
自分で愉しんでやるトレーニング。
~~~~~~~
で、どうしようもなく、何もアイディアが出てこないとしたら、
まずは手伝う
ことだ。
他人の夢を応援して力になることだ。
そのうち、自分でやりたくなってくる。
それからでも十分。
他人の夢を手伝っていると、
「夢の持ち方」
「夢の実現方法」
「そのための技術」
「そのための知り合いを増やす」
ということが、もれなく付いてくる。
~~~~~~~
その時、
「やらされている」
「やりたくないのに手伝わされている」
と思っちゃいけない。
自分の夢も逃げていくから。
本当に嫌だったら、やめたらいいだけ。
できれば、
「やめる」と伝えたて、理由も言った方がいいんだけれど、
本当に嫌だったら言わなくてもいい。
これは、仕事で会社に勤めていても同じだよ。
学校や部活、塾も同じだ。
僕は、そんな風に逃げてしまったことがあって、
心のどこかでずっと後悔していたようだった。
だから、ずっと後になって、
このままじゃ自分を許せなくて後悔ばかりをすると思って、
「あの時はゴメンなさい」
と伝えた。
「あの時はありがとう」
も同じだ。
というように、後になってから伝えてもいいから、
嫌になったらやめたたらいい。
ほかの誰かが、
「誰もガマンしているんだ」
といっても、やめたたらいい。
~~~~~~~
そういう、自分の心の中の、
「嫌だ」
という気持ちを大切にしたら、
「やりたいこと」
が出てくる。
理由はわからないけれど、出てくるんだ。
おそらく、
「自分の気持ちを大切にした」
ご褒美みたいなものだと思う。
~~~~~~~
だから、
人のやりたいことを精いっぱい手伝ってあげて
自分の中から出てくるものを見つけてほしい。
そして、それを実現するようにがんばってほしい。
「やりたいこと」だったら、
「がんばっている」なんて思わないだろうけれど。
一つ注意ね。
他人に対して
『がんばれ』
は失礼だから言わないこと。
だって、君だって、いつもがんばっているでしょう?
そこで
「がんばれ」
なんて言われたら、
「俺、がんばってないように見える?」
と気持ちが落ち込んじゃう。
夢中になってやっていたら、
自然とがんばっていることになる。
後から、「がんばっていたなあ」と思うだけ。
だから、
自分がやりたいこと、
好きなことに夢中になって欲しい。
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