「四十にして惑わず」から「四十になったら、できた限界を越えよ」へ
公開日:
:
最終更新日:2016/03/17
et cetera-life
『プロに論語 第2回 イントロ・その2
http://www.mishimaga.com/pro-rongo/002.html 』
に興味深いことが書かれていました。
------------
論語の中で孔子は
「四十にして惑わず」
と言っています。
でも例えば、「惑」という字は当時は存在しなかったとか。
なので当時あった漢字で書き直す作業をしたら
孔子が本来言ったであろう意図が見てきたようです。
~~~~~~
すなわち「或」とは、境界線を引くことによって、ある場所を区切ることをいいます。分けること、限定することです。となると「不惑=不或」とは、「自分を限定してはいけない」という意味になります。
人は四十才くらいになると「自分はこんな人間だ」と限定しがちになる。「自分ができるのはこのくらいだ」とか「自分はこんな性格だから仕方ない」とか「自分の人生はこんなもんだ」とか、限定しがちになります。
「不惑」とは、四十才くらいは「そういう心の状態になるので気をつけなさい」、「四十才こそ自分の可能性を広げる年齢だ」という意味になるのです。
(リンク先より引用)
~~~~~~
当時と今と、人の余命は違うかもしれませんが、
こちらの解釈の方が正しいように思えます。
『人は40歳くらいになると、
「自分の人生はこんなもんだ」などと自分を限定しがちになる。
「40歳こそ自分の可能性を広げる年齢ですよ」
「四十になったら、できた限界を越えよ」』
今はこれが、50歳、60歳でも当てはまるでしょう。
さあ、あなたには、どんな可能性を広げていきますか。
関連記事
-
-
ロボットに子供の雑談相手をさせるには?
「ロボットやAIまだまだと言っても、子供の雑談相手とか、冷蔵庫からビール取ってきて注いでくれる的な雑
-
-
気づき力 & 気づかせ力 に集中する
WAKASA Yoshihiro[/caption] 日本コーチ協会 京都チャプター「設立4
-
-
「Happy New Ears」
> Happy New Ears > 英語の語呂合わせ (折々のことば 選・鷲田清一)
-
-
「問題意識がなければ、目は節穴だということだ。」
> 問題意識がなければ、目は節穴だということだ。 > 川田順造 (折々のことば 選・鷲田清一)
-
-
店を育てる、経営者を育てる
> みんな、ころあいを見計らって注文している。やばい、便利な優しい客になってはいけない。 > (中
-
-
大学は、「分かりきらないところをなんとかヤリクリして筋道を見つけていく」ところ(続)
哲学な日々 考えさせない時代に抗し 野矢 茂樹 より。 ~~~~~~ 教師は(高校
-
-
着族分類プロジェクト・・・でそれを聞いてさらに着った
着想くらぶhttps://www.facebook.com/groups/IdeationSF/
-
-
「どんどん金使って作品つくるべし」
> ■どんどん金使って作品つくるべし (一語一会)イラストレーター・絵本作家、さかざきちはるさん
-
-
普段使っている言葉を覚えたときのように、コーチングを学ぶ
「コーチングを学ぶ」のと、「言葉を学ぶ」は同じ。 「言葉」というのは、日本語を話す両親から生まれた
-
-
子供は見ている、「この人の力になりたい」
> ママ、起きて仕事していいよ > 2歳の女の子 (選・鷲田清一) (折々のことば


