*

成長は「乗り越えた体験」

公開日: : 最終更新日:2016/08/12 et cetera-life

> 大塚に勝つことで、翔吾はまた階段をひとつ昇った、と広岡は思った。
> 東洋太平洋のタイトルを取ったからでもなく、世界タイトルへの次期挑戦権を得たからでもない。
> 絶望的な状況の中でひとり危険な海に乗り出し、
> ひとりで航路を見つけ、ひとりで嵐を乗り切ったからだ。
(春に散る:470 沢木耕太郎 より)

成長は、こういうこと。
成長するためには、手出しをせずに見守ってくれる人が必要。
手出しをしようにも、レベルが高すぎて、何もできないが。

そして人は時に、「どうせそんなことって、できやしないんだから」と、
自分の期待通りにいかなかった時のための保険をかけようとする。

そんな保険の言葉を聞いたとたんに
チャレンジャーは恐れを感じはじめるか、
見放されたと思うものだ。

いつも書くことだが、

  「ひとりで航路を見つけ、ひとりで嵐を乗り切ったからだ。」

これは『目に見えない成果』。
当然のこととして乗り越えようとするものだが、
本人の財産としては、

  「乗り越えた体験」

の方が大きい。

  「乗り越えようとした体験」

でもいい。

Follow me!

Facebook にシェア
LinkedIn にシェア
[`evernote` not found]
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

さかなクンのお母さんはどんな人?

> あの子は魚と絵が好きだからそれでいいんです。 > さかなクンの母親  (折々のことば 選・鷲

記事を読む

コーチング時間に何をするか、クライアントが決める

[ http://core-infinity.sakura.ne.jp/how-to-treat-o

記事を読む

着族分類プロジェクト・・・でそれを聞いてさらに着った

着想くらぶhttps://www.facebook.com/groups/IdeationSF/

記事を読む

船出しよう

■船は出ているのだから、後戻りはできない (一語一会)ピアニスト・作曲家、西村由紀江さん 母の佑子

記事を読む

ロボットの成長は考えなくてもいいから世話を焼ける

> あっ、そうか。自分で動けなければ、誰かに動かしてもらえばいいのか > 岡田美智男  (折々の

記事を読む

裏タイトル「あまちゃんから学ぶ 自己実現」

Sea urchin / shankaronline[/caption] 昨日、研修セミナー

記事を読む

「前者・後者」探求がさらに進化・深化していることを見て

僕は、以下の向江さんの記事を読んで反省しました。 ガーンと殴られた気分でした。 記事自体は、とて

記事を読む

すべてが物語にされる

> テクストの外などというものは存在しない > ジャック・デリダ  (折々のことば 選・鷲田清一

記事を読む

『コーチをコーチングしてコーチング力をアップするトレーニング』

『コーチをコーチングしてコーチング力をアップするトレーニング』 コーチングを学ぶために

記事を読む

年賀状を送る受け取る

Japanese Postcards / dannychoo[/caption]  新年のあ

記事を読む

Facebook「着想くらぶ」12周年記念イベント2024年末~25年2月に開催

Facebookの着想グループ「着想くらぶ」がはじまって12

デイタイム・ショート・コーチングの感想をいただきました。

デイタイム・ショート・コーチングの感想をいただきました。 (

Vol. 122 [「老害」って人のことを笑えない]

〓〓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〓〓   

Vol. 121 [「コーチングのエッセンスを体験しよう」を開催して]

〓〓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〓〓   

それは美しいか?

武田鉄矢 今朝の3枚おろし「経営者のアートとサイエンス」(

→もっと見る

  • 「メール通信」読者の方は、体験ミーティング(3,000円/45分)が1回無料です。
  • 素の自分をさらけ出せる場『原点』を一緒に創るコーチ
    若狭 喜弘(Yoshi:よし)
    です。

    素の自分をさらけ出せる、安心・安全な場『原点』をまだ持っていない人と一緒に『原点』を創っていくのが、私の役割です。

    詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
    http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=516

PAGE TOP
PAGE TOP ↑