「前者・後者」探求がさらに進化・深化していることを見て
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et cetera-life
僕は、以下の向江さんの記事を読んで反省しました。
ガーンと殴られた気分でした。
記事自体は、とても論理的で、普通に読めるお話しです。
後者の言語化http://ameblo.jp/mukae-443/entry-12154631515.html
わたし的判定手順http://ameblo.jp/mukae-443/entry-12152979060.html
「前者・後者」について、ここまで真剣に探究されていることを知り、
僕の中に大事なことと、どうでもいいことが混じっていたことに気づいたのでした。
僕は
「前者・後者」の視点の本質さを感じ取り、
それによって、僕を知っている人が僕の文章を読んで、
人が根本的に容易なこと、できないこと、努力してきたことを認め、
それは、自分も、周りの人もそうで、
「自分ができたこと」を一般化して、ほかの人に当てはめてはいけないし、
「ほかの人ができたこと」を一般化して、自分ができないこと、能力が低いことを卑下してはいけない。
「ほかの人ができないこと」を「能力不足」「努力不足」と断定して人間性まで否定してしまわないこと。
「自分ができること」を過大評価しないこと。
これらを改めて認識してもらったら、
普段の生活でも、
普段の仕事でも、
コーチングをするときも、
コーチングを受けるときも、
誰もが幸せになるステップを歩み始められる
と、視点が少しでも豊かに、またはクリアになってもらったらと
「前者・後者」の紹介と、
僕自身が理解したことからの分析をお伝えしてきたのでした。
~~~~~~~
しかし、
言い出しっぺの心屋さん個人に対して
「学術的ではない」「人間性が悪い」と批判的な人からメッセージをもらって、
その人の心の闇、過去の苦しさなどの毒気に当てられてしまいました。
学術的なことは大切ですが、
※「学術的」とは、「仮説―検証」が繰り返され、専門家の間で一定の評価を得ているもの
この場合、「論理的に正しい」ことは必須ですが、「受け入れない」という研究者も一定数いるものです。
その「受け入れない」も、さらにその仮説を発展させるため、もしくは別の視点からの発展に必要なので、科学の分野では否定されません。
さらに、「学術的」には、「人間性」は関係ありません。
「発見」したことを「学会」に報告しない、とんでもない天才もいますので、
私たちが、あまりそれにこだわるのは、得策ではありません。
「最先端の仮説」を議論する人たちにとっては、厳密に検証することが必要なのはもちろんです。
「こうすればうまくいく」「どうもこうらしい」
と仮説を述べるのは、誰がやってもいいことです。
その「仮説」を、「思いついた経緯」や「人間性」や「過去」を省いて、
「その仮説は当てはまるかどうか?」
だけで見なければいけません。
世界の中には、
未だに進化論や地動説を受け入れない人たちがいます。
一方で、水は声を聴き分けるという人たちもいます。
僕には、そういう人たちを相手にするだけの、時間と気持ちの余裕がありません。
そんな人たちと語り合って理解を深めてもらうよりも、
この記事の最初に紹介した向江さんのように、
探求を続けた方が幸せです。
「探求」とは誰か天才一人だけの力によるものではなく、
そのテーマを「おもしろい」と思った人たちが、
右から、左から、上から、下から、外から、内から光を当てて
その姿を明らかにするものです。
~~~~~~~
僕はどうしても、コーチングやカウンセリングの場面でどのように適用するか、という視点で考えてしまいます。
もちろん、「前者・後者」を知って開き直るのではなく、
努力をしたり、
自分が好きなことを追求する
のは当然ですが、
「コーチがクライアントを見る視点」
「クライアントが自分自身を見る視点」
で、「前者・後者」を知っているかどうかで、
アプローチや自分自身へのアクセス速度、実現したいことの達成速度がかなり違ってくると思っています。
「前者・後者」は、
本当は入り口・・・・・自己認識だから、一番最初の部分
なんだけれど、あるストッパーや過去の経験によるブロック、ビリーフのために受け入れられない人にとっては、
もし受け入れられたら、
「その課題自体なくなる」
といったものでもあり、
「入口であり、出口でもあり、そして新しい入り口でもある」
というややこしい話になっています。
ただし、それは、『相手の方が望むなら』
というもので、無理やり押し付けるものではありません。
ともかく、
今僕は、この体系をまとめたいと思っているのです。
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