生徒が自分にもしてほしいこと?
公開日:
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最終更新日:2016/09/09
et cetera-life, 子供達の学ぶ心
【生徒が自分にもしてほしいこと?】
ロボット教室は、生徒はほとんど男の子です。先生も、男の先生が比較的多いです。そのための安心感か、男子生徒(特に低学年)は男の先生にカンチョーを執拗にしてくることがあります。道具は、ロボットの黒いブロック・パーツだったり、黄色い棒状のパーツだったり、自分の指だったり。その月に本人が組み立てたロボットで、男性の急所を狙って当てたり叩いたりしてくることもあります。
カンチョーは不意打ちで、お尻の調子が悪くなる先生もいましたので止めるよう、そのたびに生徒に伝えています。
でも、それらの行動には何か意味があるはずです。
「そのような行動は何を意味するのだろうか?」と考えました。
第1には、コミュニケーションをとりたいのでしょう。気持ちとその理由は、
●「相手をしてもらいたい」
(⇒ 一人で作る不安)
●「大人の体はこれくらいのことは大丈夫」
(⇒ お父さん、お母さんは、強い。先生も強い。大丈夫)
●「やめろと言われるのがおもしろい」
(⇒ 言葉などをやり取りするのが楽しい)
●「こっちの方がロボットを作るよりもおもしろい」
(⇒ ロボットで遊ぶのはいいけど、テキスト通りに作る
のは好きじゃない)
●「たとえ怒られても、関わってもらえる方がいい」
(⇒ 交流分析(心理学)で、
「マイナスのストロークでも、ないよりはマシ」
というのがあります。
「愛」の反対が「無関心」の言葉通り、
「無関心よりは、怒られる方がいい」と無意識で
選んでいることがあります)
などでしょう。おそらく、性への関心も関係あると思っています。
最近、もう一つの理由を知りました。「固有受容覚への刺激を欲しがっている」。
固有受容覚とは、「筋肉、腱、関節などで体の内部に刺激を感じること」を言います。つまり、カンチョーしてくる生徒は、お尻や腰の辺り、下半身内部に刺激を欲しているようです。
そのまま同じことをしてあげれば喜ぶとはされていますが、エスカレートするだけです。お尻をポンと叩くなど、刺激の種類と強さを変えて返すのが、第一歩です。カンチョーであれば場所なのか、動きなのか、強さなのか、深さなのか、生徒が求めているものを冷静に知ることが必要です。
コミュニケーションはキャッチボールです。受け取ったら返します。
どんな気持ちでやってくるのか、何を求めてやってくるのか、何をどの程度どのように返せばいいのか、何よりも、カンチョーを生徒に選ばせないようにするにはどうしたら良いか、先生は教室でロボット以外のことも必死に考えています。
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