「対話する」「表現する」のスタート地点
公開日:
:
et cetera-data
「対話する」や「表現する」ということは、
このような考え方と持ち、または覚悟して、他人(自分とは違う人)とコミュニケーションすることです。
●「 “わたし” または “あなた” または “私とあなた” から、すべてが始まる、と知っている」
●「発言は義務ではなく、チャンスである。質問に答えることも同様である。
ただし、言うかどうかは個人の選択の問題だが、主張しない「個」は、社会において存在しないのと同じことである」
●「ある人の前提は、別の人にとっては別の価値観の押しつけである」
●「対話で表現することは、リスクを負うことである」
●「表現することは、人を傷つけたり、迷惑をかけたりするものである」
●「最初から結論を決めて向かうのではなく、違う価値観の人と語り合う中で相手も自分も新しい発想を出し合って結論を導くことである」
●「自分はそう思わないけれども、もし自分がその立場、そうするとしたら、どういう自分だろうか、を考えることである」
●「あなたの意見には反対だけれども、あなたが意見を表明することの権利は命がけで守る、という立場をとる」
※「ニッポンには対話がない―学びとコミュニケーションの再生 By 北川 達夫, 平田 オリザ」(http://astore.amazon.co.jp/hitotoikimono-22/detail/4385363714)
を元に、加筆しました。
関連記事
-
書籍紹介『人間脳を育てる 動きの発達&原始反射の成長』
発達障害の子供たちと一緒に生きるために、 という視点の本がもうすぐ出版されます。 著者は、灰
-
「前者・後者の特徴と判別法」一覧(その2)
「前者・後者」について、 判別するための情報や、特徴がいろいろな人によって書かれています。
-
「グランフロント大阪」の動線の研究
「グランフロント大阪」の動線の研究 街開き日にたまたま訪問していました。 「さあ、出
-
何を「アクティブラーニング」というのか?
『何を「アクティブラーニング」というのか?』 をまずすり合わせないと、話がすれ違いになる。
-
「群れはなぜ同じ方向を目指すのか?」から、より良い結論を導き出すために必要な多様性のメモ
「群れはなぜ同じ方向を目指すのか? By レン・フィッシャー http://astore.a
-
『学生と社会人の「コミュ力」、3つの決定的違い』
学生と社会人の「コミュ力」、3つの決定的違いhttp://toyokeizai.net/articl
-
「ほめる」「承認」の記事一覧
「ほめる」「承認」について書いた記事の一覧です。 (2016/08/04現在) 「ほめる」と
-
「respect」の意味は?
I don't agree with you, but I respect your opinion