あの年も巳年だったんだ
公開日:
:
最終更新日:2013/09/25
et cetera-life
最近ふと気づいた。
24になる年に昭和から平成に変わり、今年が平成24年。(←本当は25年でした)
24年ずつ経っているんだ。
普段は、元号を使わないし、元号への思い入れもないので、年配の方から元号で年(ねん)を言われると、異文化の言語の人との会話のように翻訳しながらじゃないと会話ができない。
そんな翻訳のことはどうでもいい。
平成24年ということは、四半世紀近く。
そして自分は半世紀近く生きている。
えらいこっちゃ。
そして、
今、あの当時の倍の年齢になったのだ。
そして、その年に生まれた赤ん坊も、立派な若者の年齢だ。
あの当時、平成に変わった時は、静岡大学に居た。
4年生だった。
卒業後の進路が何も決まっていなかったなあ。
昭和が終わった日、正月明けだったからか、亡くなられたことから派手なことを自粛していたからかわからないが、大学構内はガラーンとしていて、丘の上に立つ静岡大学では、建物の間のアスファルト舗装の道や芝地の上にはさんさんと日差しが降り注いでいた記憶がある。
あの年から、24年経っていたんだ。
ということは、生まれ年も巳年なら、平成に変わった年も巳年。そして、今年も巳年だ。
あの年も、巳年だったんだ。
-----------------------
この年齢になると、成し遂げた者も大勢いる。
大層なことではなく、結婚し、子を育て、孫がいる者もいる。
そんな営みでいいんだ。
振り返って、自分。
研究生活を続けていた訳でも、ビジネスマンとしてエッジを効かせてバリバリ働いていた、といえる訳でもない。
でも、いつも、基礎作りをしていたなあ、と感じる。
やっと最近になって、自分が「これだ」と思う基礎に、自信を持てるようになってきた、とでも言ったらいいだろうか。
「自分探し」をしていた訳ではないが、一番しっくりくる居場所を探ってきたようだ。
それだから、成し遂げるのは、これからの50年だろうという気がしている。
それは、結婚とか、子どもというだけの意味ではない。
「人に影響を与える」という言葉が思い浮かぶ。
50年かけて成し遂げるのではなく、
「人に影響を与え続ける」50年という意味だ。
まずは、自分が重ねてきた「基礎」を文章にすることから始めよう。
人が読んで活用できるように。
そして、その次の50年は、その余禄で生きる。
なんてね。
-----------------------
そんな、タイムラインを感じた秋の彼岸の頃。
(※2013.09.25 補足と修正:
今年は平成25年でした。
年齢の計算が合わないな、と感じていました。
干支とか、数えとか、満とかで、自分が数え間違いしているだけだろう、
と思い込んでいました。
失礼しました。)
関連記事
-
-
家族に言える本音とコーチに語る本音
ロボット教室の生徒諸君 その5http://views.core-infinity.jp/2016/
-
-
「哲学者が教えられるのは『考える』ってことだけなんだよね」・・・コーチもね
「哲学者が教えられるのは『考える』ってことだけなんだよね」 (リンク先より引用) という言葉
-
-
「多様性の創り方・活かし方」の例
Princeton Groups / monyokararan[/caption] この記
-
-
生徒力あるいは弟子力
■「生徒力」3カ条 《師匠は、とっつかまえろ》 《流儀は、丸ごとのみ込む》 《師匠に、質
-
-
名も技も絶えていく けれど
> 名をのこさなくてもいい。「ぼうず、いい手をもて」 > いせひでこ (折々のことば 選・鷲田
-
-
「連続性のワナ」があるのは当然だから、やはり『生きる力』
防災心理学が専門の木村玲欧兵庫県立大学准教授が防災教育の重要性について話し、記者の質問に答えた。
-
-
コーラス部分の小節がずれていくのはなんていう音楽の作り方?
ここ数日、 中島みゆきさんの「Nobody is right」を聴いている。 コーラス部分の小節
-
-
「今」を生きて、「未来」に大切なものを渡す
「終戦記念日に、安倍首相が話すべきこと (グローバルエリートは見た! | 東洋経済オンライン |
-
-
草津「プレミアム商品券」で、コーチを雇えます
草津商工会議所からの案内で、 『草津「プレミアム商品券」取扱店』 となりました。 事情
PREV :
コンテクストとコミュニケーション・トレーニング
NEXT :
「目的」を持たず、自由になる