Vol. 18　[象の話、蚤の話]

公開日： 2010/09/11 : Core Infinity 通信

　「自分らしく１００％表現」の若狭喜弘「Yoshi（よし）」です。
　『Core Infinity 通信』を引き続きご購読いただきましてありがとうござい
ます。
【象の話、蚤の話】
　象の話をご存知ですか？
　サーカスの象の話です。
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　サーカスには、出し物をする象がいます。
　野生の象は猛獣です。
　怒った象の群れは、一つの村を踏み潰してしまうこともあります。
　その猛獣の象を、夜間は細い紐で足と杭を結んでいるのだそうです。
　もちろん、象が本気を出して引っぱれば、簡単に引きちぎれます。
　なぜ象は、紐を引きちぎろうとしないのでしょうか？
　それは、小象のときに紐で繋がれていたとき、引きちぎれなかったこと
を覚えていて、大人になっても「自分の力では無理だ」と思い込んでいる
からだそうです。
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　ビジネス系のセミナーでも、たとえ話に使われますね。
　ほかに、「蚤の話」もあります。
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　蚤の上にコップを伏せて置いておくと、何度も跳びますが、そのたびに
身体をコップの底にぶつけます。その結果、コップの深さ以上は飛ばなく
なるのだそうです。
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　蚤には、元のように跳ばせる方法が紹介されています。
　何だと思いますか？
　その蚤の見えるところに、普通に跳ぶ蚤を置いてやるのだそうです。
　すると、「あ、俺って、できるかも」と思ってか思わずか、普通に跳べるよ
うになるそうです。
　「象の話」「蚤の話」ともに、
　　　　『自分で勝手に上限を決めていませんか？』
　　　　『こうやって、ビリーフ（＝思い込み、信念）が作られる。』
　といった話がされます。
　そのビリーフを取り払うには、
　　　　・とりあえず、やってみる。
　　　　・自分の能力を冷静に見積もってみる。
　　　　・同じことをやっている事例を知る。
　などの、方法があります。
　以上のことはご存知でしょう？
　その上で、この話を紹介したのには訳があります。
　これで、私（Yoshi：よし）は感心しました。
　　　　『動物（人間を含む）は、学習できる存在なんだなあ』
　　　　『推論できるんだなあ。』
　　　　『常に、誰でも、などと一般化できるんだなあ。』
　確かに、ビリーフを作ってしまうのは困ったことです。
　でも、「生物の知性」はすごいと思うのです。
　哺乳類の像だけではなく、昆虫類の蚤まで学習できるのですから。
　さらに発展させると、「生物は学習する存在」ですし、
　人間は、もっともっと学習する存在です。
　これって、すばらしいことだと思います。
　注意することがあるとしたら、
　　　●今は役に立たないビリーフは作らない。
　　　●今の自分に役立つビリーフを、体験から作る。
　ことです。
　その際、
　先のAmebloの記事『価値判断したな、と気付く
（http://ameblo.jp/otakara-shain/entry-10642225802.html）』に書きました
ように、体験を価値判断（＝ジャッジ）すると、役に立たないビリーフを作っ
てしまいます。
　あるがまま、事実を事実として体験するよう、心がけてください。
　宗教の修行者でも完全にはできないことです。
　ですので、
　「できるだけ、あるがままに受取ろう」とすることが大切です。
　上手に学習する方法を、お考えください。
　　　　　　　　　　　　　　　　『自分らしく１００％表現』
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　若狭喜弘（Yoshi）
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●９／２６(日)例会
テーマ　　「成果に繋げるコーチング」
講師　　　京都チャプター運営メンバー村山　直宏氏
□日　時□　2010年9月26日（日）13：30～16：30
□場　所□　ウィングス京都
□参加費□　会員1,000円　　一般2,000円
□対　象□　組織でコーチングを活かしたい方
　　　　　　自分自身の目標達成・課題解決をしたい方
●１０／２４(日)設立１周年記念セミナー
テーマ　　「「わくわく」が未来を創る！」
講師　　　安海　将広　氏
□日　時□　2010年10月24日（日）10：00～16：30
□場　所□　京都テルサ
□参加費□　第１部　１，０００円（会員／非会員同じ）
　　　　　　第２部　会員４，０００円　非会員５，０００円
□定　員□　各８０名
□内　容□
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