碇を下ろして根を下ろすこと、動き続けること
公開日:
:
最終更新日:2017/03/09
et cetera-life
> 「根を下ろす」というのは、下からの声を聞き取り続けることで、そのためには舟底をものすごく薄くしておかなければならない。
> 中沢新一
(折々のことば 選・鷲田清一)
> 一つ所に逗留(とうりゅう)していると、しがらみに絡まれ水底からの声が聞こえなくなる。だから「根っこを引きずりながら動いていく」漂泊の感覚が大事なのだと。
(リンク先より引用:別の個所)
2つの言葉を合わせて読むと、逆のことを言っているように思える。
「根を下ろす」には、「1か所にとどまることを望んでその場にずっといる」というニュアンスを感じる。
前者は、「根を下ろす」ことの必要性が言葉の背景にある。
だからその時には、
下の声を聴くために、船底を薄くしなければならない。
一方で後者は、
下の声を聴くために、
1か所にとどまらず、
根っこを引きずりながら動き続ける必要がある。
これらをものに例えると、
前者は、熱帯のサンゴ礁の海に出て、碇を下ろしてガラスになっている船底を覗いている風景が浮かんできた。
後者は、ターンテーブル(レコードプレーヤー)のレコードの針。
最終的な目的は、下からの声を聴き続けること。
碇を下ろして根を下ろすのと、動き続けることの、どちらを勧めているのだろうか?
関連記事
-
-
「信頼できる大人と出逢えれば変ります。」
> 問題を持つ少年少女が、どこで信用出来る大人と出逢えるか。 > 相手が先生でも、警察官でもいいん
-
-
僕の「FacebookなどSNSとのつきあい方」
ある友人とのやり取りの中での、僕からのメッセージ文面です。 「FacebookなどSNSとのつきあ
-
-
ロボット教室の生徒諸君 その8~ハウステンボスのロボット王国~
ハウステンボスのロボット王国http://www.huistenbosch.co.jp/event/
-
-
8月末日の誕生日メッセージをいただきましてありがとうございました。
8月末日の誕生日メッセージをいただきましてありがとうございました。 (返事がむっちゃ遅いね) 僕
-
-
心の悩みは、お近くのカウンセラーへ。
心の悩みは、お近くのカウンセラーへ。 きっと良い解決法が見つかります。 カウンセリングは、心
-
-
プロとは、「発見する人」「発明する人」
「奇跡の復刊を支えた、とある書店員の仕事の軌跡」 「書店の生態系」 と言っても、店員さん
-
-
コンテクスト(デザインの意図や理解したこと)を語る
Maestro Daniel Barenboimさんのワークショップの映像。 コンテク
-
-
「自分の人生なんだから、自分の好きなようにやりなさい」
> ■自分の人生なんだから、自分の好きなようにやりなさい (一語一会)俳優・高畑充希さん 父親から
-
-
「ロボット教室基金」の枠は作れる
> 破れてなかみのなくなった畳が畳であり、菜のない食事が食事であり、玩具のない遊戯が遊戯である。
-
-
「多様性と天使の分け前」について、集中考察
「多様性と天使の分け前」について、集中考察 このような「問い」を立てました。 ●多様性が高い
PREV :
「土と海の汚染と同じ汚染が、自分の身体にも起こっている」
NEXT :
店を育てる、経営者を育てる


