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写真を撮るということは・・・

公開日: : 最終更新日:2016/12/08 et cetera-life

> 写真を撮るということは……“あなたのことが知りたい”と、心の扉を叩(たた)くことなんです
> 渋谷敦志
 (折々のことば 選・鷲田清一)

僕はプロのカメラマンではないけれど、シャッターを押すのがとても怖い。
物、動物、植物、美しい風景を撮るのは怖くない。
撮られる方が納得しているスナップ写真もそれほど怖くない。
街を切り取る、
人がいる風景を切り取る、
そこに意味(記号性)がある風景を撮るのは怖い。

写真に意味を見出してもらうのはうれしいことだけれど、
自分が見出していない想定外の別の意味を見出されるかと思うと怖い。
自分が意味を創り出す覚悟を問われるのも怖い。

渋谷さんの言う、
「“あなたのことが知りたい”と、心の扉を叩く」。
対話をそこからスタートするつもりだったらいいのか。

きれいな写真は今は誰にでも撮れるけれど、
対話をはじめる、
対話を記録する、
そんな写真は対話をはじめようとする人にしか撮れない。

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  • 素の自分をさらけ出せる場『原点』を一緒に創るコーチ
    若狭 喜弘(Yoshi:よし)
    です。

    素の自分をさらけ出せる、安心・安全な場『原点』をまだ持っていない人と一緒に『原点』を創っていくのが、私の役割です。

    詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
    http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=516

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