「ただいる」だけから「心が通う」状態になるには?
公開日:
:
最終更新日:2016/06/22
et cetera-life
コーチとして、塾の先生として、
知って実践しておきたいことだったので、この記事を紹介します。
~~~~~~~
(保育士が)“ただいるだけ”から
“寄り添い、かかわり、心が通う”状態になるためには
じつは、保育士は当たり前だと思っている
1.子どもの感情を観察し、どういう状態なのかを理解する
2.子どもの感情に共感・声掛けを行い、気持ちを受け止めること
→それによって、子どもは
自分の気持ちに気が付き、受け入れることが出来る
3.その上で 次の行動へ向けた声掛けを行うことで、
子どもの気持ちがそちらに向きやすくなり、
行動がスムーズになる
(上記リンクより引用)
~~~~~~~
これは、コーチの心得としても同じです。
「子ども」を「クライアント」
と置き換えても文章の意味がわかります。
「部下」
「(クライアントの)経営者」
としても同様です。
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『ただいる』
にも2つ意味があるのでややこしいのですが、ここでは
「そこに突っ立っているだけ」
と思ってください。
コーチの関わりが有効な状態は、
塾の先生の関わりが有効な状態は、
『“寄り添い、かかわり、心が通う”状態』
です。
子供は、・・・・人は誰でも
自分の感情に気づいていません。
感情の渦中にいるときには、
その感情を持っているけれど、
その感情が何なのか、わかっていません。
自分の感情に気づくことが、最初のステップです。
そして、
その状態を評価なしに見守られ、理解してもらえていることは稀です。
「自分の感情や状態に気づいていてくれている」
というのは、とても嬉しいことです。
そこから安心感が芽生え、
次の行動に気づき、向かえるのです。
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リンク先のほかの箇所にこのような言葉もありました。
~~~~~~~
自分の気持ちに鈍感になりがちです。
親の顔色をうかがい、いい子であろうとする中で
自分の本当の気持ちが分からなくなっていたり。
嫌だな、と思うことがあっても
やり過ごして、人に合わせていたり。
~そんな風にする中で、
自分の気持ちが分からない状態になっている人も
少なくないのです。
(リンク先より引用)
~~~~~~~
「子供の感情」に気づくためには、
「自分の感情」に気づき、その感情を大切にすることです。
技術として、
「子供の感情を観察する」
「どういう状態なのか把握する」
ことはできますが、
自分の感情を大切にしていないと、
「子供の感情」
「子供の状態」
の奥にある、「子供が願っていること」
をつかめないですよ。
実は、「つかめない」でもいいんです。
「子供に聞けばいい」のですから。
子供が話してくれる関係を築きましょう。
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※もうひとつの「ただいる」は
『相手に信頼してもらえるまで、
パーソナルスペースに侵入しないよう注意して、
見えるところにただいること』
『馬語手帖―ウマと話そう By 河田 桟
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