それでも「何のために人間は生きるか」を自分に問おうよ。
公開日:
:
最終更新日:2016/09/08
et cetera-opinion
> 「何のために」人間は生きるかという問い……を拒否することが〈生きる〉ということの現実性だというだけです。
> 吉本隆明
(折々のことば 選・鷲田清一)
有名人で、すごい実績を出している人の言葉だからって、そのまま納得しなくちゃならないことはない。
あなたが哲学者でなかったとしたら、
「何のために」と問いすぎて、答えが出なくて疲れ果てているのであれば、その問いは捨てた方がよい。
そして、現実を見て「なぜそうなるのかを問う」方が、一歩前に進める。
しかし、「何のために人間は生きるか」を問うのが適切な時、適切な人はいます。
「前者・後者論」の後者は、これを問うことで目の前のことに惑わされず、
人の根本的な仕組みに気づいて行動することができます。
哲学者・思想家は、自分がたどり着いた視点でしか述べない。
シンプルな答えは、捨て去った条件や捨て去られた人の山の前にある。
それに哲学者・思想家は、
結論を言っているが、議論の出発点だともよくわかっている。
関連記事
-
-
Webの紹介『差別の種』
記事を紹介。 『差別の種 https://note.mu/harukazechan/n/nc
-
-
「ロボット教室基金」の枠は作れる
> 破れてなかみのなくなった畳が畳であり、菜のない食事が食事であり、玩具のない遊戯が遊戯である。
-
-
Web動画『学校を飛び出した子供たち_フリースクールのすごさ』
学校を飛び出した子供たち_フリースクールのすごさ20160220houdoutokusyuhttp:
-
-
エイプリル・フール日の記事
昨日(配信時では一昨日)、「Core Infinity 通信」に書きましたエイプ リル・フール記
-
-
「多様性」をどのように活かしていますか?
つくづく「多様性って大事だね」と、牛が反芻するように最近思い浮かんでいます。 「多様性が大
PREV :
非常に興味深い「怪しい話」
NEXT :
白黒はっきりさせるとバラバラになる


