「1000年コンサルタント」の言葉の先の現在
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お詫び。
昨年から今年の初旬にかけて、「1000年コンサルタント」と名乗っていました。
今日気づきました。
このコンセプトの一部が間違っていたと。
お詫びと訂正をさせていただきます。
混乱させまして、申し訳ありませんでした。
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一番のコンセプト間違いは、
「1,000年先に残るものを作りましょう」
でした。
実際には、
「人の意志で、1000年続くもの、残るものを作ることはできない。
すべての一瞬で必要とされた物だけが、結果として残る。」
が真実です。
木造建築であれ、コンクリート建築であれ、
文学であれ、芸術品であれ、
地域の祭りであれ、言葉であれ、
そして、会社であれ
1000年残そうと思って、残すことはできません。
天災による破損。
所有者による意図的な、または不意の破損。
設計図が失われてしまい、メンテナンスできないこと。
もともとの目的が忘れられること。
人の出入りによる様々な影響。
「不要」と判断されること。
「必要」とされないこと。
一瞬でもこのように判断されれば、消え去ってしまいます。
飛鳥時代に創業された「金剛組」は、1,435年間も業務を行っていらっしゃるわけですが、本当にまれな例です。
日本には、創業後100年以上経った会社が2万7千社以上ととても多く、世界的にも珍しい国です。
これらの会社は、社会から「必要」とされているのです。
しかし、次の一瞬、社会から「不要」とされる、もしくは経営者が「不要」と判断したら、その瞬間に無くなります。
それに、「1,000年以上残すこと」を目的にするのは間違っています。
それをする理由が大切です。
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もともとね、
あまりに「今の一瞬に、自分の利益になること」という視点
「今の一瞬に、自分の損にならないこと」という視点
これが社会にあふれているように感じられて、
「そんな今の自分の損得じゃないでしょ?」という思いが強まって出てきた言葉でした。
もちろん、経営する、仕事として働くということは、
・きちんとお金を請求し、払っていただく。
・お客様を守るためにも、会社を存続させる。
これらは大切です。
忘れたり、ないがしろにしてはいけません。
その上で、「将来の子孫への負担となることをしない」という視点を持ちたかったのです。
[将来の子孫への負担ってどういうことかというと・・・・]
例えば、
・原子力発電所の建設、運用
・谷や干潟に埋める「ごみ処理」
・化石燃料の消費
・プラスチックごみや重金属、毒成分を川や海に捨てること
・厳密なシステム研究に目がいっている地球温暖化
・パソコンなど電化製品の廃棄までの短期間化
モノの、生産~消費のサイクルが、あまりに「刹那的」と感じて悲しくなったのでした。
また、
・経済の右肩上がりを期待すること
・人口減を許さないこと
なんて、結構自分勝手な都合が言われています。
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[将来の子孫への負担ってどういうことかというと・・・・]に追加して。
こういうのって、せいぜい100年~200年くらいの時間スパンのお話です。
「日本人として」でもいいですし、
「人間として」でもいいのですが、
どちらにしても、あまりに一瞬のできごとです。
使われ出してから200年以内の技術というと、
・自家用車
・鉄道、飛行機
・電気
・電話
・コンピュータ
・インターネット
・蛇口から出る水
・旬の季節以外の野菜や果物
・レコードやCD
これらって便利ですけれど、時間や時代の経過による検証ができていません。
そういう意味で、1000年先を考えられる技術ではないのです。
運よく様々な条件が揃い、社会から必要とされた物のみ、残っていくことでしょう。
でも、これらって、すべて道具です。
それを使ってすることが、1000年後にも理解されないと、何も残したことになりません。
例えば、「5インチのフロッピーディスク」を1000年後に残したとして、奇跡的にデータがディスク上に残っていることが第一です。
そして、そのディスクを読む機械があることが必要です。
そこまで考えると、紙に印刷したものの方が、1000年残す可能性としては高いです。
そんなことを考えているのは、私だけでしょうか。
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話を戻して。
ただし、解決策として提案していたことは、今も変わりません。
それは信念を持って、「大切にしていこうよ」と思っています。
・お互いに素の自分を出せる、引き出し合える人間関係づくり
・自分の能力を自覚し、発揮できる場つくり
これが、
●これからの社会がどのようになったとしても、「柔軟に」生きていけるための基本となる人間関係だし、
●互いに「自分らしく生きること」をサポートすることは、基本
となるのです。
この考え方・・・・これらはとてもわかりやすく、いつの時代にも共通で、変わりません・・・・は、とても大切です。
このようにして生きた結果、その時代の人が、例えば「日本という国を閉じる」という決断をしたとしても、受け入れることとしましょう。
この例は極端にしても、「日本語ではなく、英語を公用語にしよう」という動きはすでにあります。
まだ企業内の言語の話ですが。
そういえば、小学校で「英語を教科にする」という話も出てきていますね。
将来の子孫が、何を決めたとしても、受け入れることとしましょう。
でも、そのためには、「自分らしさ」を常に考えられる人間でいられるようにする責任が、今を生きる私たちにあるのです。
※余談
英語の公用語化については、
「日本語は優秀な言葉だから」という視点ではなく、
理性で判断したことは、あまりいい結果にはならないと思いますよ。
私の理解では、
理性で思考され、広めようとされた、「エスペラント語」「日本語のローマ字化」は、実社会で使えるレベルには広がっていません。
外部民族の侵攻がたびたびの地域では、互いが使う多言語社会が普通だし、
駐留軍がいる地域では、商売のため、生きるため、必然的に言葉を使うようになります。
言葉って、必要性なんです。
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ということで、今でもお伝えし続けていることは、
・お互いに素の自分を出せる、引き出し合える人間関係づくり
・自分の能力を自覚し、発揮できる場つくり
それらのための、
「生きる『原点』を一緒に創る」
です。
今はかつてメッセージとしてお伝えしていた、
「あなたが、あなたの人生をドライブしましょう」
も、言葉として復活しています。
今は、下記のように自己紹介しています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
生きる『原点』を一緒に創るコーチです。『原点』は、夢や目標を持ち、自分の人生を自信を持ってドライブし、生きるために必要です。自分らしい才能を発揮しながら自分の人生を生きる人同士が、互いに「感謝」「応援」「信頼」し、心の豊かさを一人一人が感じられる社会づくりをサポートしています。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
よろしくお願いします。
※一部文章を追加しました。(2013.05.29 12:16)
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