「The Lab. みんなで世界一研究所」
公開日:
:
最終更新日:2013/04/25
et cetera-opinion
JR大阪駅の北側に新たに建設された「グランフロント大阪」に、「ナレッジキャピタル(知的創造拠点)」の施設が建物内に点在するそうです。
(街開きは、2013年4月26日)
目玉は、
「The Lab. みんなで世界一研究所
http://kc-i.jp/facilities/thelab/activelab/ 」
だそうです。
感じたことをいくつか。
●「大阪万博」の再来?(下記、【参考】を参照してください)
●もしくは、国や独立行政法人、地方自治体の研究所の見学開放日?
●いわゆる、アミューズメント(遊びながら学べる)施設だね。
●企業は、ほかの企業にマネされてはいけないから、
本当の最先端技術なんか出せるわけないじゃない。
●「未来を見せる」というのであれば、
例えば、過去にiPhoneはこのような場で展示されたのだろうか?
(スティーブ・ジョブズ氏は、展示するという選択をしただろうか?ということ)
「一般の人が、科学技術に親しむ場」であればいいけれど、
「日本の企業を、世界の中で競い合える企業にするための出会いの場」とは到底思えません。
企業の経営が傾いた際に資本を外部から導入する時には、「技術の流出」を懸念して様々な防御をします。
そうであっても、新たな視点で人の生活に役立てたいというのが、このようなイベントに出展する企業の本旨のはずなんだが、そのあたりは見えません。
何をしたいんでしょう?
もっとも、アミューズメント施設としてならば、東京お台場にある
「日本科学未来館
http://www.miraikan.jst.go.jp/」
のような活動であれば、大阪にあるというだけでありがたいと思います。
「日本科学未来館」の過去の企画で例えば、
「世界の終わりのものがたり~もはや逃れられない73の問い」
「お化け屋敷で科学する!2 ~恐怖の実験~」
「時間旅行」展- TIME! TIME! TIME!
「地下展 -地球への新たな視点」
「恋愛物語」展
などには行ってみたかったですね。
【参考】大阪万博の後実現したものといまだ普及途上のもの(Wikipediaより引用)
●万博に出展し、その後実現普及したもの
[技術]
1.温水洗浄便座(ガス館)
2.動く歩道
3.エアドーム(アメリカ館、富士グループパビリオン)
4.ワイヤレスフォン(現在の携帯電話、電卓の機能まですでに内蔵されていた。電気通信館)
5.アストロラマ(みどり館)(360度全天周スクリーン映像。以後の各博覧会で見られた全天周映像やオムニマックスシアター等、他、デジタル映像式プラネタリウム投影機の先駆け)
6.テレビ電話(第三世代携帯電話でほぼ普及した)
7.ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)
8.モノレール(アルウェーグ式を改良した日本跨座式が会場内にて初めて運用された)
9.サインシステム(ピクトグラムと共同運用した最初のもの)
10.電波時計(UHFを用いて会場内の時計の時刻を原子時計の時刻に同期させた)
11.原子力発電 (敦賀発電所 1号炉が開会式の日に営業運転開始、開幕式会場へ送電(詳しくは敦賀発電所の大阪万博の項目参照)。このころから実験的な第1世代より十分な商用、安全に耐える第2世代原子炉が普及し始め、日本を含む各国でさかんに建設、運転された。)
[食文化]
1.缶コーヒー(UCC上島珈琲)
2.ファーストフードやファーストフードチェーン(ピザ、ケンタッキーフライドチキン、ドムドムバーガー)
3.ファミリーレストラン(アメリカゾーンに外国店扱いでロイヤルがステーキハウスを出店、この実績がのちにロイヤルホストへとつながる)
4.コーヒー味のソフトクリーム(エチオピア館)
5.甘味料での味付け、及びコーンスターチ・ゼラチン・寒天などによるババロア状加工を一切行なっていないヨーグルト(ブルガリア館)(のちに各社から販売された。発売は明治ブルガリアヨーグルトが最初。)
●万博で登場したがいまだ普及途上にあるもの
1.国鉄式浮上式リニアモーターカー(日本館、国鉄)
営業線は日本のどこにも未だ敷設されていない。JR(国鉄)方式(超電導リニア)以外は実用化されたものがある。鉄輪式(非浮上式)は各地の地下鉄で、浮上式で低速型HSSTは2005年の愛知万博のときにできた愛知県のリニモで、超高速型トランスラピッドは上海リニアモーターカーで実用化されている。
2.空中ビュッフェ(会場各所)[2] – ドン・キホーテ大阪道頓堀店に同様の観覧車がある。
3.ファクシミリ配信型の新聞 – 類似のものとしてポーリング受信によるファックス情報サービス。なお、インターネットで紙面を配信するサービスはすでに始まっている。
4.人間洗濯機(サンヨー館) – ミストバス(身体障害者用自動洗浄浴槽)、介護用浴槽として浸透しつつある。なお、人間洗濯機は現在も三洋電機(後のパナソニック)に保管・公開されているが、既に使用不能になっている。
5.電気自動車 (ダイハツ工業)
現在の日本では、三菱・i-MiEV(2009年)や日産・リーフ(2010年)などが販売され、徐々に普及しつつあるが、充電容量や充電用インフラの整備が課題となっている。アメリカではテスラ社が全国規模での販売を行っているほか、ハイブリッド車や燃料電池車の開発に大いに貢献している。
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