1日のエンディング音楽は・・・
公開日:
:
最終更新日:2016/12/10
et cetera-life
> 色々あった一日の帰り道に、近所のコンビニに立ち寄り、店内に流れていた曲がエンディング曲のように聴こえたりする。
> 又吉直樹
(折々のことば 選・鷲田清一)
一仕事のあとが、そう感じさせたんだろうなあ。
それが、本業でも、生活費稼ぎのアルバイトでも。
人が多い東京で、
一人になるにも、静かな場に身を置くにも、
人が視界に入らない地面のある所に行くにも、
すべてお金が必要で、
人に対して何かしたいと思っていなかった、
人に何かを求めたらいいのかわからなかった東京住まいの時を思い出すと、
人のやさしさをわからなかったし、
受け取れていなかったんだと思う。
目の前のことは一所懸命にはしていたけれど、
自分に社会に影響を与える何ができるのか、
何をしたいのか、
まるっきりわかっていなかった。
それでも、
僕にとっては帰りに寄る銭湯からの帰りしな、
番台のおやじさんや奥さんとの会話が
一日のエンディング曲のようなものだった。
関連記事
-
-
「気づく」には、「教えてもらう」のは早すぎる
12時間円柱を描きつづけてはじめてわかったこと。「気づく」までにはたくさんの時間がかかるのに、みんな
-
-
恋に焦がれて鳴く蟬(せみ)よりも
> 恋に焦がれて鳴く蟬(せみ)よりも 鳴かぬ蛍が身を焦がす > 山城国の民謡 (折々のことば
-
-
コンテクスト(デザインの意図や理解したこと)を語る
Maestro Daniel Barenboimさんのワークショップの映像。 コンテク
-
-
切羽詰まったとき・・・・
Twitterのリンク先の元記事が削除されたもよう。(アカウントもなくなっている) なので概要を記
-
-
あの年も巳年だったんだ
最近ふと気づいた。 24になる年に昭和から平成に変わり、今年が平成24年。(←本当は25年でし
-
-
家族の中の役割を果たしきったその後は・・・
> ハイ(もう)年ですからノ。年に不足はないガです > 伊豆の村人 (選・鷲田清一) (朝
-
-
友達は増えているか?
> よく考えたら会社員時代は友達が一人も増えていなかったんですよ。 > 伊藤洋志 (折々のこと
-
-
ロボット教室の生徒諸君 その6
ロボット教室の生徒諸君 ロボットづくりは、 ロボットを作ることじゃなくて ←こんなの当然
-
-
「Happy New Ears」
> Happy New Ears > 英語の語呂合わせ (折々のことば 選・鷲田清一)
PREV :
写真を撮るということは・・・
NEXT :
「その問題は自分で考えてごらん」