Vol. 64 [学ぶ]
公開日:
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Core Infinity 通信
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Core Infinity 通信【Vol. 64】 2013/10/09
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【学ぶ】
生きる『原点』を一緒に創るコーチの若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。
最近になってやっとわかった、「学ぶ」です。
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「学ぶ」って大切ですね。
「学ぶ」とは、自分の身に着けることです。
似た言葉に「教わる」があります。
「学ぶ」の前段階に「気づく」があります。
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今まで長い間、「学ぶ」「教わる」「気づく」の違いをよくわかっていませ
んでした。
もちろん、単体での単語の意味は分かっています。
「学ぶ(まなぶ)」:
勉強すること。知識や技術を身につけること。経験によって知る
こと。
「学ぶ(まねぶ)」:
まねをすること。教えを受けて身につけること。
「教わる」:
教えを受けること。
「気づく」:
それまで気にとめていなかったところに注意が向いて、物事の存
在や状態を知ること。
(以上、[ 大辞泉 提供:JapanKnowledge ] より引用。)
「気づく」は、一連の言葉の中では異質ですが、研修講師トレーニングの中
で、その講師から繰り返し伝えていただいたことが、
『「気づき」を「学び」にするのが講師の役割』
でしたので、このグループの中に入れました。
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よくわかっていなかった実例として、こんな風に捉えていました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
①学校
「学ぶ」とは、教わったことを知識として持つこと。
学校は教わるところ。
小学校も、中学校も、高校も、大学も、大学院も。
教わらないとわからない。
何を教わるかは、その学校、その先生次第。
その上面倒くさいことに、定期的に試験がある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
②会社
会社も最初は、教わるところ。
仕事のやり方も、仕事の専門性も、社内コミュニケーションも、仕事先との
つきあい方も。
仕事は、教わったことをその通りにやる。
ただし、まったくその通りにはできないから、やり方は自分なりに工夫する。
責任は自分にもあるが、責任のほとんどは上司や会社にある。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ダメダメ学生だし、ダメダメ社員ですね。
さらに困ったことに、
学校のテストではそれなりの点数を取っていましたし、
会社では、パソコン操作などを含めた事務処理能力は高かったので、
それなりのポジションに居ました。
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かつては本当に、「学ぶ」をわかっていなかったのです。
今だったら、こんな風に言えます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
①学校
学校は、学びたいことを教わるところ。
ただし、事実や結論が出たことを教わることにはあまり意味がない。
今の生活への活かし方を考えたり、
今までわかっていないことを、わかっていることから推測したり、
大胆に仮説を立てること。
そして、それを検証・証明する場。
そのときに社会に比べてより自由な場所。
わかっていることを学ぶ場。
わかっていることを整理して学ぶ場。
整理の仕方を学ぶ場。
推測の仕方を学ぶ場。
大胆な仮説の立て方を学び、トレーニングする場。
検証・証明するための道具があり、実践する場。その方法を学ぶ場。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
②会社
会社も最初は、教わる。
深い洞察と人とのコミュニケーションを通じて成果を出す場。
会社の目的に応じて、自分の能力を提供する場。
会社の目的の範囲での、自己実現の場。
常に新しい状況に直面するので、そのたびに解決法を見つけ出す必要がある。
学校で学んだ、事実の収集、整理すること、それらから推測すること、
前例から離れて仮説を立て、検証・証明するといった基本スキルを使う場。
会社の責任の中に、自分の責任を果たすことが含まれる。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
こういった意味で、【常に「学ぶ」】。
『受身の「学ぶ」』ではなくて、
『自分が必要とすることを、自分から動いて「学ぶ」』です。
そして、この内容で肝なのは、
『大胆な仮説の立て方を学び、トレーニングする』
『仮説を検証・証明する』
ことです。
前回のことをそのままマネしたり、過去の延長線上で考える「前例主義」
ばかりではいけません。
「前例主義」が、大事な分野、大事な時期もあるのですが。
けれど、「大胆な仮説」という大きな飛躍を起こすためにも「学ぶ」意味が
あるのです。
この「仮説」は、「理想」と言い換えてもいいでしょう。
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そして、さらにその根本にあることです。
「日本人が」と言ってしまいたいけれど、そこまで日本人を知らないので、
「かつて私は」と言葉を始めます。
『かつて私は、与えられた「問い」は自力でも、もしくはズルをして
でも解いたが、
「問い」を立てる力がなかった。
「日本人とは何か?」「自分とは何か?」「人間とは何か?」につ
いて考え、苦悩したことがなかった。』
「学ぶ」とは、これらの「問い」に向き合い、七転八倒している人、したこ
とがある人が、
『よし学ぼう』
と気持ちを入れられるのです。
そして、かつて前例がなかった「理想」を「創造する」ために「学ぶ」ので
す。
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「学ぶ」とはこういうことなんだ、と、それこそ学校で教えることから始め
ないと、「知識」や「技術(テクニック)」を知ろうとしてしまうんですよね。
研修講師をさせていただくことがありますが、「知識」や「技術(テクニッ
ク)」を教えて欲しいと求められることがとても多いのです。
これを今度は「教えよう」かな。
でも、それを「学ぶ」機会を奪ってはいけない、とも思います。
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若狭 喜弘(Yoshi)
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*13:15~受付 開講5分前までにお集まりください。
□場 所□ ウィングス京都 2階 セミナー室B
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