Vol. 105 [決断を早める方法]
公開日:
:
最終更新日:2017/05/01
Core Infinity 通信
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Core Infinity 通信【Vol. 105】 2017/04/30
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リフレクション・コーチング の若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。
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僕の近況では、
「ロボット・プログラミング」で自在に動かす楽しさを伝える活動が主になってきています。
「ロボットを自在に動かす」ということは、
「プログラミングする」ということで、
それは、
「自分の人生を自分でプログラムしてもいい」ということで、
「自分の人生をできるだけ自分の手に持つ」
ということですね。
生徒の諸君、気づいているかな?
さて、
『コーチの視点で社会を見ると』をお伝えしていきます。
【決断を早める方法】
他人の目では、
僕は決断が遅いと見られているようです。
でもそれは、
自分にとって大事ではなく、
急いで結論を出さないといけないことではない
ことだからのように思います。
その証拠に、
・ロボット「ビュートローバー」を6台
・パソコン6台
・自動車1台
を買いました。
そして、ロボット教室「ロボティクス・プロフェッサーコース」だけを分離させて、僕が運営するようになりました。
~~~~~~~~~
そうか。
「早いか遅いか」
という話でしたね。
ロボット、パソコンは、1台試しに買ってみて、
使えそうだったから追加で5台買いました。
最初の1台は、必要だと思っていて、見つけてすぐに注文しました。
大丈夫とわかったら、すぐに追加しました。
自動車は、
「ロボット・プログラミングにチャレンジ」のイベント終了後、
レンタカーを返した帰り、道を挟んだ向かいにあった中古車屋さんに覗きに入り、
翌日購入手続きをしました。
買ったという決断もそうですが、
中古車屋さんの下見時にはヘロヘロだったので、
「今日は決めないぞ。
急かされても断ろう」
と決めていました。
【決断の秘訣】
1.「今は決めないぞ」と決めるのも決断。
自分にとってベストな決断のタイミングでなければ、どれだけ説得されようとも後に回す。
2.自分に必要なことを決断する。
どうでもいいことは適当にして、
「決断のエネルギー」を使わない。
その代わり、自分に必要なことに言葉を変換して決める。
3.「自分に必要なこと」を決めないとしたら、自分を待たせることになるが「それでいいか」を判断基準とする。
自分に必要なことを自分に買う決断をするのに、
自分を待たせるというのは、
それって、「本当に必要なのか?」
と引き受ける。
4.他人に決断を任せるとしたら、その結果を引き受ける。
「結果を引き受ける決断」も決断です。
自分の決断の結果も、
他人に任せた決断の結果も、
結果としては全く同じです。
他人の任せた決断の失敗が許せないとしたら、自分で決断しなさい。
甘えは許しません。
後にも書きますが、
自分の人生は、自分で決めて生きることと、
他人にしてもらって「ありがたいなあ」と思って生きることの足し算です。
決断できないこと、結果を引き受けられないこと、
他人に任せた決断の結果を引き受けられないのは、
自分の人生をドライブしていないからですよ。
5.自分の時給を自分で決める。
決められない時間だけでなく、普段働く時間でも、
通常の時給や、正規社員でも年収を労働時間で割った金額ではなく、
「自分の1時間当たりの価値」
で、一番自分の価値をあらわすと思う時給を常に意識し、
何も生み出さない「決めない時間」で、
どれだけ無駄遣いしてもかまわないか、を考える。
僕は、1時間当たり最低1万円、
遠慮せず受け取れる額は3万円です。
この金額と考えると、
「選択肢としてほぼこれしかないのに、選ばない時間がもったいない」
と思えてきます。
6.自分がやりたいことをやる人生を生きる。
自営で起業するとか
給料を受け取る働き方とか
そんなことは関係なく、どちらであっても
「自分がやりたいことをやる」
給料を受け取っていても、
仕事の中に楽しみを見つけ、
「自分の能力をつぎ込んで、もっとおもしろくしたい。というか、おもしろい」
と思っていたら、それは
「自分がやりたいことをやっている人生を生きている」
自分を人生を、自分でドライブしているといえます。
とすると、
決断すべきことに関係することは常に考え、
常に情報収集し、
決断のための条件を整理できていて、
すぐに決めるしかなくなります。
そこで決められないときには、
「それは本当にやりたいと思っていること?」
と自問してもいいでしょう。
自分がやりたいことだったら、何度か失敗しても情熱が消えることはありません。
7.「決めて損したくない」と思ったら、少しで試す。
当然のことだけれど、失敗したり、損をすることもあります。
「失敗してあきらめたら失敗。
あきらめずに続けたら成功」
この言葉は知っているでしょう。
単に目標達成まで続けよう、というだけでなく、
最初は失敗することを織り込んで、
「最初は少しだけにする」
ダメだったら、とっととあきらめて次に行くのです。
少しのための決断だったら、決断しやすいものです。
自分がやりたいことに
「損したくない」
って思うのって、
本当にやりたいことなんですか?
自分の手持ちのお金を減らしたくないのであれば、
投資家を募ってチャレンジさせてもらえばいいのです。
もっとも、投資してもらうためには、
きちんと相手を説得しないといけないですし、
それこそ失敗が許されるか、
ともかく、覚悟が問われます。
~~~~~~~~~
「もっと気軽に決断する」
「日常からすぐに決断する練習をする」
といった方法も紹介されますが、
人それぞれ考えや行動のパターンがあります。
どんなタイプであったとしても、
「早く決断する」
その必要があるときは必ずあります。
それも結構大事な場面で。
将棋や碁は長考のイメージがありますが、
長く考えるときと、
一瞬で結論が出るときと、
長考の最後の一瞬で全く新しい手が思い浮かんで最善の手だったということもあります。
その最後の一瞬を拾い出すのも、「早い決断」です。
自分にぴったりの方法を見つけてください。
リフレクション~自分の根っこから無限の遠くまでを愛する人生を~
若狭 喜弘(Yoshi)
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