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Vol. 44 [Facebookと著作権]

公開日: : Core Infinity 通信

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  Core Infinity 通信【Vol. 44】   2011/11/08
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【Facebookと著作権】
 先日驚いたことがありました。
 Facebook上のニュースフィード(=「友達」登録した人が書いた記事が、時
系列に並んでいる画面)を見ていましたら、
    『感動した』
 とコメントがついてシェア(=自分の「友達」に元のWebページのURLをお知
らせすること。本文の一部も表示される)されている記事がありました。
 一部見えている文章も惹きつけられましたし、「ちょっと目を通しておこう
か」と思ってURLリンクをクリックして、元のWebページを開きました。(開い
たページは、Facebook上の機能の一つ「ノート」に書かれたものでした。筆者
の名前は、日本人でした。)
 確かに、感動的なお話なのですが、読めば読むほど『??』が。
 何が『??』かというと、どこかで読んだ記憶が出てきます。
 最初のあたりに、書籍の名前は出ていませんでした。
 後半、引用部の終わりと思える場所付近にも書籍名は書かれていません。
 その後は、その文章に対する筆者の考え方が書かれていました。
 そして、最後までいっても、あたかもその筆者の体験であるかのような印象
で読み終わりました。
 でも、「この内容は知っている!!」
 知っている文章の登場人物の名前は欧米人的なものだったと記憶しています。
 このノートの文章をもう一度見直しても、「日本人の誰かさんの話」としか
読めません。
 私が持っている本に載っていたような記憶があったので、本棚の背表紙を眺
め、「これっぽいな」と思われるものを数冊拾い出しました。
 で、1冊目を適当に開いたら、『これだ!!』。ドンピシャでした。
 ここでは、どの記事がそれであるかを示しません。
 たくさんある事例の一つでしかありませんから。
 これは、明らかに「著作権侵害」です。
 法律上の話というよりも、『もともとの文章を書いた人への敬意のなさ』に
頭にきました。
 それも、それを読んだ読者の方に「感動した」とコメントをもらっているこ
となんですね。
 「問題はそこかい!!」
 と言われそうですが、人の心の琴線に触れることをFacebookなどを使って外
に向けて発信するのであれば、「著作者への敬意」をなくしちゃいけないと思
うのです。
 人を感動させる話をできる人が、人の話を盗んでいてはいけません。
 もっとも、この「Facebookノート」で、まるで自分のことのように誤解させ
てしまう文章を書いた人だけを責められません。
 かつて、「引用」は、新聞や雑誌、もしくは研究論文でする、限られた人が
行う事でした。
 誰もが自分の文章を自由に公開して、有名人、非有名人にかかわらず、機会
が等しく誰にも読んでもらえるようになったのは、ホームページやブログが身
近になったつい最近(10年くらい?)のことです。
 ですから、個人の能力や必須の気遣いとして身についていないのも仕方あり
ません。
 一方で、ほかの人のWebサイトの文章や写真はコピーし放題だし、
 そのまま紹介することも簡単です。
 最近は、スキャナの性能が上がり、本1冊丸ごとスキャンして自分のパソコ
ンに溜め込み、さらに自動的に文字化することも、とても簡単になりました。
 そして、Facebookでは、マウスの1クリックで「シェア」できます。
 人は、TwitterのRT(=リツイート、気に入った記事を「友達」に知らせるこ
と)で、コミュニケーションしている感覚を持つことを知りました。Mixiの「足
跡」やブログの「ペタ」なども同様です。
 マウスの1クリックで「コミュニケーションしている実感」を得、「行動し
たというアリバイ作り」ができることも知りました。
 その場での思考は仲間内だけ向いていて、一番最初に見つけた人、考えた人、
文章を書いた人のことはどうでもよくなります。
 するとどうなるか?
 かつて誰かへの手紙に本のコピーを添付して郵送したのと同じ感覚で、自分
のホームページやブログに「ペタッ」と貼り付けてしまうわけです。
 (実は、本のコピーを人にプレゼントのも、著作権侵害です。)
 デジタルデータなので、「引用」かどうかわからないし、どれだけの分量が
「引用」なのかわかりません。
 個人でコピーを読む際には、出典がわからなくても、本文さえあれば十分で
す。その感覚のままです。
 その結果、
 まるでその人の体験、その人が書いた文章であるかのようなものが世界に向
けて公開されるわけです。
 「情報を受け取る側の責任」という見方もありますが、「再送信者が最低限
の配慮や敬意を表すこと」は必要でしょう。
 まったく同じ思考パターンから、とんでもないことが起こっています。
 Facebookにコメントでいただいた視点です。
    「嘘や冗談を、本当と思ってシェアしていないか、と思うときがある。」
 結果として、東日本大震災時のデマや臓器移植の提供者募集の嘘などとなっ
たものですね。
 「匿名であると思っての妄言や嘘」から出発して、善意で広がりました。
 著作権の話も、「嘘や妄言」を広めてしまったことも、ともに根っこは同じ
です。
   ・手軽に、本当に手軽に広められる道具が用意されていること。
   ・一番最初に言い出した人という「源流」への意識が欠けていること。
   ・そして、自分が発信するからには、その責任が自分にあるという自覚
    が欠けていること
 「啓蒙」や「道徳」という話にしたいですが、そうすると、それらはよくあ
る話ですので、私自身が思考停止することになります。
 なので、人間の根本まで思考を進めます。
 私(Yoshi:よし)の役割としてお伝えすることは、
    『他人への関心を持ち続けること』
    『他人へ敬意を払うこと』
    『自分の人生にOKを出すこと』
 を誰もに持っていただきたい、ということになります。
 道具や技術の進歩でできなくはないことですが、「人間そのものの力」で解
決したいなあ、と思って記しました。
[著作権と引用について]
 ちなみに、「引用」についてWikipediaでは、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
日本では、一定の条件を満たした「引用」は、権利者に無許可で行うこと
ができる(32条)。これは著作権侵害にならない。
(Wikipediaより引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 と、書かれています。
 さらに、「引用」には以下の要件が必要とされます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ●ア 既に公表されている著作物であること
 ●イ 「公正な慣行」に合致すること
 ●ウ 報道,批評,研究などの引用の目的上「正当な範囲内」であるこ
    と
 ●エ 引用部分とそれ以外の部分の「主従関係」が明確であること
 ●オ カギ括弧などにより「引用部分」が明確になっていること
 ●カ 引用を行う「必然性」があること
 ●キ 「出所の明示」が必要(コピー以外はその慣行があるとき)
 文化庁 (2010, §8. 著作物等の「例外的な無断利用」ができる場合 ⑧
ア、「引用」(第32条第1項))
(Wikipediaより引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ただし、「引用」の要件を守る必要のない条件を抜き出すと、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ●著作者の死後50年以上経っている著作物(著作権法第51条)
 ●創作性のない表現(著作権法第2条第1項第1号)
(Wikipediaより引用)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 があります。
 で、件のWebページは、「著作物」を「引用の要件」を守らずに、「勝手に複
製」していたことになります。
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 [第16回]
 ・開催日:2011年11月15日(火) ←変更しました。
 ・時 間:19:00~20:30
 ・場 所:KENT HOUSE(JR草津駅西口側:http://p.tl/RYmf )
 ・参加費:1,000円(飲食費は別途実費をお支払いください。)
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 日本コーチ協会 京都チャプターの例会のご案内
 お申込みは、Webサイト( http://www.jca-kyoto.jp/)をご覧ください。
●11/27(日)京都チャプター設立 2周年記念セミナー
テーマ  「人が動く、絆が深まる コーチングの底力」
講師   真辺 一範氏、岡田 一毅氏、戸田 紳司氏ほか
□日 時□ 2011年11月27日(日)10:00~16:30
□場 所□ 京都テルサ
□参加費□ 正会員4,000円 一般5,000円
□内 容□
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 あなたに合った「コーチング活用法」を見つけてください。
●2012年 1/22(日)例会
テーマ  成果をあげる専門家としての自分軸
        ~基本理念・自己基盤力~  
講師   岡田 一毅氏
□日 時□ 2012年1月22日(日)13:30~16:30
□場 所□ 京都市内
□参加費□ 正会員2,000円  一般3,000円
□対 象□ 弁護士・社会保険労務士・税理士の専門職
      建築士等の技術専門職
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