「問題文が理解できない子供が増えている」というけれど、どんな利点があったのだろうか
公開日:
:
子供達の学ぶ心
問題文の意味を理解できない子供たちが増えているという。
それへの対処法もいろいろ試みられているという。
~~~~~~~~~
でも、その論法は何か変。
「問題文を理解する」=「読解力がある」
としたら、
読解力がなくても生きていける社会になってきた、ということじゃないだろうか?
小学校高学年以上になると、勉強する人、先生の意図を理解する人、自分たちと違う発想の人を揶揄してバカにして、やらないように仕向けることをするようになる。
でも、それ以下だと、結構「他者尊重」だし、「ポジティブ」なんだよな。
~~~~~~~~~
だから、そんな低学年以下の時に、
「相手の意図を理解しようとしない方が得策」という経験をしたり、
「相手の意図を理解するトレーニング」をさせてもらえなかったのか、
「相手の意図を理解できなかったことでの大変だったこと」を経験できなかったのか、
などと思うが、社会全体としてそうだとしたら、何かわかりやすいけれど見落としている原因があるのじゃないだろうか?
授業をうまく組み立てている学校の例を知ると、
「読解力」もそうだし、「相手の意図を理解する」って、
子供たちって嫌いじゃないと思うんだ。
アリ地獄の器と同じで、一時的にトレーニングできても、
根本原因をしっかり見つめないと元に戻ってしまうと思うんだがなあ。
~~~~~~~~~
何か当たり前すぎて、見落としているのだろう。
関連記事
-
読書感想文でも何でも、文章を書こう
読書感想文に「つまらん」とだけ書いたら教頭先生に呼ばれ、その結果国語が大好きになったというお話htt
-
Vol. 103 [学習指導要領改訂案の生きる力、対話的、カウンセリング、キャリア、多様性]
〓〓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〓〓 Core Infinity 通
-
ロボットに子供の雑談相手をさせるには?
「ロボットやAIまだまだと言っても、子供の雑談相手とか、冷蔵庫からビール取ってきて注いでくれる的な雑
-
子供たちが(本当に)学ぶには、塾などで忙しすぎるのではないだろうか?
(もしかしたら何を言っているかわからない人がいるかもしれない・・・) 子供たちが(本当に)学ぶには
-
ロボット教室の生徒諸君。
ロボット教室の生徒諸君。 君ならできる。 これは今やっていることの応用でできる。 ただし、
-
おじさんから甥っ子への手紙
あの場で話すと、「勉強しろ」と説教するような雰囲気になるから言わなかったけれど、 やはり伝えておい
-
夏休みの宿題をがんばれ!
夏休みの宿題が終わりそうにない!ピンチ!!という方とその親御さんへhttps://ameblo.jp
-
人は意味を考えている?関係を見ている?
AIの弱点は「意味の理解」 東ロボくん研究・新井紀子さん 寄稿記事。 AIは、パターン分析を
-
「ロボット教室基金」の枠は作れる
> 破れてなかみのなくなった畳が畳であり、菜のない食事が食事であり、玩具のない遊戯が遊戯である。
-
生徒が自分にもしてほしいこと?
【生徒が自分にもしてほしいこと?】 ロボット教室は、生徒はほとんど男の子です。先生も、男の先
PREV :
Web「女子高生が開発した「負のSNSスパイラル」から抜ける勉強アプリの話」
NEXT :
討論の授業