*

創り出すための道具が変わっていくことをあきらめる

公開日: : 最終更新日:2016/11/25 et cetera-life

> 「自分たちが信用して、やってた時代って終わったんです」と吐きだすように言った。
> デジタル技術を使うことについては「仕方がないからやること」。
> 「仕方がないから、ということは石器時代以後、色々あったはず。そういう一つだと思うしかない」
 (デジタル化「仕方ない」 宮崎駿・養老孟司両氏が対談 朝日新聞)

宮崎駿さん、養老孟司さんの対談の記事。
この話は、宮崎さん、養老さんだけのことじゃない。
「時代が早くなっている」
というならば、僕たち(すべての年代だけれど)ももっと
「仕方ない」
とあきらめるしかないものに囲まれているはず。

そういえば、家電製品も、パソコンも、
これまで何回買い替えてきたのだろう。

同時に、この間に無くなっていった、少なくなってきた職業もある。
例えば、写植をする印刷屋さん、街の電気屋さん、本屋さん、八百屋さん、布団屋さん、文房具屋さん。
ALWAYS 三丁目の夕日では、氷屋さんが廃業した。

消費するだけの立場だと、職人さんの廃業をできごととして受け入れるしかないけれど、
自分で道具を作り出して、さらに作りたいものを作っていかないといけないんだろう。

いざとなったら、宮崎さんのように、
創り出すためにはあきらめて、
新しいものに挑戦していかないといけないのだろう。

で、結局は、その人の構想力、粘りでしかないのだけれど。

Follow me!

Facebook にシェア
LinkedIn にシェア
[`evernote` not found]
このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

学校で、書類を増やすより、授業内容をワクワクしながら変えていくには

> 今の改革は大学にアリバイづくりの大量の文書作成を促すだけで、肝心の授業内容はあまり改善されていな

記事を読む

プロとは、「発見する人」「発明する人」

「奇跡の復刊を支えた、とある書店員の仕事の軌跡」 「書店の生態系」 と言っても、店員さん

記事を読む

プレゼントする人の心得

贈った側が贈ったものは、 捨てられても、 切り刻まれても、 売られても、 もったいない使

記事を読む

「教える」よりも「安全の場をつくる」「学ぶ喜びを体験させる」

塾の先生として、 知って実践しておきたいことだったので、この記事を紹介します。 ~~

記事を読む

五七五で失言はなくなる?

 「武田鉄矢・今朝の三枚おろし http://www.joqr.co.jp/takeda_pod/i

記事を読む

「技術」じゃなくて、「コーチング」を学びたかったのだ

12時間円柱を描きつづけてはじめてわかったこと。「気づく」までにはたくさんの時間がかかるのに、みんな

記事を読む

成長は「乗り越えた体験」

> 大塚に勝つことで、翔吾はまた階段をひとつ昇った、と広岡は思った。 > 東洋太平洋のタイトルを取

記事を読む

今後30年間に変化するもの

今がベストなタイミング、AIは電気と同じような存在になるhttp://www.newsweekjap

記事を読む

碇を下ろして根を下ろすこと、動き続けること

> 「根を下ろす」というのは、下からの声を聞き取り続けることで、そのためには舟底をものすごく薄くして

記事を読む

ジャスト・アイディア

My favorite / erwss[/caption] 今日あるやり取りの中で、

記事を読む

デイタイム・ショート・コーチングの感想をいただきました。

デイタイム・ショート・コーチングの感想をいただきました。 (

Vol. 122 [「老害」って人のことを笑えない]

〓〓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〓〓   

Vol. 121 [「コーチングのエッセンスを体験しよう」を開催して]

〓〓━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━〓〓   

それは美しいか?

武田鉄矢 今朝の3枚おろし「経営者のアートとサイエンス」(

樹木希林さん

【樹木希林さん】  亡くなって1か月半にもなって、それも

→もっと見る

  • 「メール通信」読者の方は、体験ミーティング(3,000円/45分)が1回無料です。
  • 素の自分をさらけ出せる場『原点』を一緒に創るコーチ
    若狭 喜弘(Yoshi:よし)
    です。

    素の自分をさらけ出せる、安心・安全な場『原点』をまだ持っていない人と一緒に『原点』を創っていくのが、私の役割です。

    詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
    http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=516

PAGE TOP
PAGE TOP ↑