ロボット教室の生徒諸君11~「学ぶ」ということ~
公開日:
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最終更新日:2016/10/21
子供達の学ぶ心
仕事や学校だと
「失敗したくない」
と、やる前からあきらめてしまうかもしれないけれど、
自分のアイディアを実現するのに失敗はない。
というか、
周りからは「失敗とわからない」
からそのままやり続ければよい。
で、問題は、
君に知識も技術もない場合だ。
でも、そんなのは簡単。
本を読んで調べたらいいんだ。
インターネットで調べたらいいんだ。
学校の先生に聞けばいいんだ。
家族に聞けばいいんだ。
近所の知ってそうな人に聞けばいいんだ。
そして、「やってもらう」んじゃなくて、
「自分でやる」んだ。
それを『学ぶ』というんだ。
学校や塾でやることも『学ぶ』だけれど、
決められた内容を
決められた順番で
学ぶのは苦痛だよね。
風邪やけがで休んだら、
先生や友達が教えてくれるんだけれど、
授業で学ぶように、自分のペースで「あ、わかった」がなくなるからね。
本当のところ、ロボット教室は、
カリキュラム通りに、テキストのロボットを作ることをする場じゃない。
君が作りたいものを作るための
「知識や技術を学ぶ場」
なんだ。
「学ぶ」というのは、
『自分で使えるようになる』
ということなんだ。
経験してわかっていると思うけれど、
「教えてもらっただけでは使えない」
「誰かができたのを見ただけでは使えない」
んだ。
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※余談
中には天才がいて、
「見ただけ」「聞いただけ」でそのまま真似してできる人がいる。
オリンピックの世界だと、
例えば
「100m走で10秒を切った人が一人でも出たら、どんどんほかの人も10秒以下で走れるようになった」
っていうこともある。
それは、一握りの天才が、技術や体力を身につけているタイミングで、そんなチャンスがあった、というだけ。
天才でも、「技術や体力」は蓄えておかないと、よりハイレベルのチャレンジを達成することはできないんだ。
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本当に「やりたいこと」であれば、
知識を一つ得るだけ
技術を1つ身につけるだけ
で、とっても嬉しいはず。
「自分がやりたいことにどう使ってやろうかな?」
「どこの問題が解決するんだ?」
と、頭がフル回転する。
「学ぶ」
というのは、そういうこと。
どんどん学んでほしい。
ロボット教室も、学校も、塾も、そのためにどんどん使ってほしい。
だって、君の人生だから。
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