「おんぶに抱っこ」
公開日:
:
最終更新日:2016/10/13
et cetera-life, 子供達の学ぶ心
> おんぶに抱っこ
> 言い習わし
(折々のことば 選・鷲田清一)
この言葉が使われる場面は別にして、
鷲田さんの視点が面白い。
おんぶと抱っこで、
「親と子の視線がどこを向いて、何を見ているか」
の違い。
画像検索してみたら、
子供をおんぶした場合は、
子供は、最初は親の背中と横しか見えない。
そのうちに肩越しに、親より少し低い目線で見ることになる。
だから足元はよく見えず、遠い先を子供は見ていることになる。
さらに成長してくると、目線は親より高く、足元から遠くまで見たいものを見るようになる。
どちらがいいということはないのだが、
「見られる存在」の抱っこよりも、
「見る存在」のおんぶの方が、子供の側に主体性があっていいように思う。
もちろん、「見守られる安心感」も必要な時には十分に感じたい。
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