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Vol. 86 [子供のころ思った、「こいつは天才!」]

公開日: : 最終更新日:2016/09/05 Core Infinity 通信, 子供達の学ぶ心

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  Core Infinity 通信【Vol. 86】   2015/10/06
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 リフレクション・コーチング の若狭 喜弘(Yoshi:よし)です。
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 9月分を今日発行します。

【子供のころ思った、「こいつは天才!」】

 バラエティ番組だったか、テレビで誰かが言っていたことを思い出します。

   『子供のころは 「神童」 と呼ばれていた』

 こう続きます。

   『次第に、秀才、凡才と落ちていって、今はただの人』

 そんな人は世の中にゴロゴロいます。

~~~~~~

 「天才」の言葉の定義を次のように決めました。

   「天才」とは、先天的に「苦労しないで簡単にできること」の才能、能力。
         しかしその才能には限界があり、年齢や学校で学ぶレベルが
         ある程度以上になると、「天才」の才能、能力では対処できなくなる。
         年齢が上がって成長すると、
         ほかの生徒と差がなくなったり、逆転されることが多々あり、
         ほかの人と比べて抜きんでた才能「天才」を周りも本人も感じられなくなる。

~~~~~~

 僕も小学校、中学校時代は、学校の授業を聴いているだけで理解できました。
 テストの点数も悪くありませんでした。
 必ず宿題をしていっていました。
 問題が難しいということはなく、
 やればできるのがわかっていたので、面倒には思っていましたが。

 みんなそんなもんだと思っていました。
 僕は自分のことを「天才」と思ったことはありませんでしたが、
 「なんでほかの人は同じことができないのだろう?」
 と不思議でした。

 日記や読書感想文は、閃きが出るまでが苦痛でした。
 書くことは嫌いじゃないけれど、行を埋めるためだけの文章を書くのは嫌でした。

 算数や数学の文章題が好きで、
 国語のテストでは、出題された小説を読むのが楽しかった記憶があります。
 テストに記載されるのはほんの少ししかありませんが。
 テスト中、出題された書名をどうやってメモろうかと考えて、
 「覚えとこう」としてすっかり忘れたことが何度かあります。

~~~~~~

 小学生であれば、こういうクラスにいる生徒のことを「天才」と呼ぶのでしょう。
 もちろん、スポーツや音楽に秀でた生徒のことも「天才」と呼びます。

 でも、たいがいの生徒は大人になるにしたがって 「ただの人」 に変わります。
 もちろん、僕も「ただの人」です。

~~~~~~

 さすがに世の中は広いもので、大学に行くと、

   ・講義には出ているけれど、定期試験前日にゲームしていて「優」を取る奴。
   ・講義で話を聴いているだけで、「優」を取る奴。
   ・先生から実験手順の説明を同じだけしか聞いていないし、
    実験用テキストを同じものしか持っていないはずなのに、
    するすると手際よく実験を終わらせ、良好な結果も出す奴。

 こんな奴が半数以上だったりします。

 Webで読んだのですが、文系の大学の先生の話です。

   ・講義に出ていないのに、前日に自分の本を読んだだけで優秀な試験解答を書く奴
    (カリキュラム設計の段階で、内容がややこしいので10回の講義を
    聞かないと理解できないと判断していた)
   ・一方で、講義に出ていたはずなのに、試験の答案は散々な奴

---------------

 「天才」っていますね。
 でも、「自分はできる」と思っていても、多数の人は「ただの人」になっちゃうのです。

 なので、「天才」の言葉の定義を最初に記したように決めました。

 結果として、「自分はできる」という思いは幻想に過ぎません。
 「自分はできた」という過去の思い出に浸っても、これも幻想です。

---------------

 何のためにこの文章を書こうと思ったか、なぜこの着想を得たのかお伝えします。

 僕がロボット教室の先生をしているのは、ご存知のことと思います。
 その教室のできごとから深く考えるようになりました。

 昨年春までは、ブロックで形を作りモーターで動かすロボット教室でした。
 春以降は、「ロボプロ講座(ロボティクスプロフェッサーコース)」も担当するようになりました。

 ロボプロ講座のほとんどの生徒は、ブロックでロボットを作っていた生徒が「さらに上へ」と目指して進級してきたものです。

 彼らの多数は、「天才の壁」に直面しているように見えるのです。
 ブロックで作るロボット教室では、

   ・丁寧な写真付きで作り方が書かれたテキストが毎回配布される。
   ・わからないところは、先生が見本で作っているものを見ればよい。
   ・それでもわからなければ “適当に” 作ればよい。動けばOK。
   ・テキストに書かれているロボットの基本「リンク機構」「重心のバランス」
    などは、なんとなくわかるし面倒だから学ぶ気がない。
   ・毎回のテキストの最後に書かれているロボットを作り終えれば「ノルマ完了」。

 これらは 「天才」 があれば、「軽く」「苦労せずに」こなせます。
 いわゆる 「手先が器用な生徒」 は、ほかの生徒が90分かかる作業を15分で終わらせます。
 あとは、自分が好きなように遊んで時間が過ぎていきます。

 もちろん、「多様性」「自主性」「アイディアの発揮」は、ロボット教室の大切な要素です。
 教室全体で同じことを同じペースでする必要はありません。
 本来は学校の教室でも同じだと思いますが、同じ学年の教室全体で同じことを同じペースですることを求めます。
 最大の原因は教室の先生一人当たりの生徒数が多すぎることが原因でしょう。
 学校の先生はそれをやっています。
 できる限りの最大限をされています。尊敬します。

 それはともかく、「天才」な生徒にとって「学校」に慣れていると、「ロボット教室」は楽勝です。
 どんな意味で「楽勝」かというと、

 「強制されないから、やらなくてもいい」
 「やらなくてもいいなら、面倒なことをやりたくない」
 「どうせなら携帯ゲームをやりたいけれど、それはアカンだろうなあ。まあ、ロボットも作りたいし」

 ここまでが、「ブロックで作るロボット教室」です。

 本来の『自分を生かす』して学ぶための周りの環境や先生の接し方の基本
   「多様性」「自主性」「アイディアの発揮」
 まで思いが及びません。

 この話は、別の機会に。

---------------

 話を戻して、
 「天才の壁」は、「天才」の生徒の前に立ちはだかります。
 途中の段階でも「天才の壁」を感じる生徒がいるでしょう。

 楽に作れて、好きな遊びだけできると思って来たら、
 動きとか仕組みはロボット教室の先生が言うようにすごいのかもしれないけれど、遊ぶには面白くなさそう。
 簡単に作れるロボットもあるけれど、ややこしいのもある。ややこしいのはめんどくさい。(と言えば普段は許されている)
 適当にテキストを横目で見て作って、上手に動かしたいけれど、そうもいかない場合がある。
 家のブロックで何かを作ると家族がほめてくれた。早く作るともっと褒めてくれた。だから、早く作ることの何が悪い?

~~~~~~

 最初の定義に戻ると、

   天才とは、努力しなくても上手にできる先天的な才能、能力

 「天才の壁」は、生徒一人一人違うでしょうが、
 早ければ小学校低学年で、
 最初の能力が高いと小学校高学年まで、中学校までは、
 『努力しなくても』
 それなりの結果を出すことができます。

 でも、
 『努力しなくては』
 成果を出せなくなってきます。

 「最初にぶつかる限界」に向き合ってからが、その生徒の本当の人生です。

 先生やコーチは、この段階からとっても力になれます。

 自分自身が責任を持って行動することは当然として、
 先生やコーチをどのように活用するか、
 わからない、想像がつかないならば問合せてください。
 まずは、こういう発想があることを知ってください。

 子供であっても、
 自分自身が責任を持って行動することは当然です。

     リフレクション~自分の根っこから無限の遠くまでを愛する人生を~
                    若狭 喜弘(Yoshi)

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