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Vol. 73 [祖母からの言葉]

公開日: : 最終更新日:2016/09/05 Core Infinity 通信, 子供達の学ぶ心

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  Core Infinity 通信【Vol. 72】   2014/08/05
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【祖母からの言葉】

 今日は、終戦の日特集です。
 特集と言っても、一つの話題だけです。

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 この1か月、頭から離れないことがあります。
 何気なくふと思い出しました。

 祖母からのこんなセリフです。

    「今度戦争があったら、お前が戦争に行くんやぞ」

 祖母は、軍国少女だったとは聞いていません。
 太平洋戦争の終戦時時には、40歳を過ぎていましたので、少女でもありません。

 父が昭和15年生まれですので、子育ての大変な時期が太平洋戦争末期であり、戦後の食糧難の時代でした。

 祖父とともに米作りの農家をしていましたので、おそらく食糧難で苦労した、というよりも、生産農家の側として、農協に協力して米を供出するので大変だった可能性はあります。

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    「今度戦争があったら、お前が戦争に行くんやぞ」

 素直に「うん、行く」とは答えなかったのは確かです。
 でも、どんな反応をしたのか?

 感情的に切れて怒鳴ったのか?
 悲しそうな眼をして、黙ってその場にたたずんでいたのか?

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 どんな言葉を返し、どんな風に考えて生きていればよかったのか、未だにわかりません。

 サンデル教授の「白熱教室」ではないけれど、

   「正しいこと」「正義」

 は、人の数だけあります。
 それらが戦うのが「戦争」です。

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 「正しいこと」「正義」を主張することは、
 「相手が間違っている」ということを主張しているのと同じだし、

 2人がお互いにこんなこと考え、言い合うからこそ、戦いになるのです。

 自分の正しさは、

   ・自分は生きたい。
   ・自分を守りたい。
   ・自分の家族を守りたい。
   ・自分の家族が食べられるようにしたい。
   ・そのためには、誰のものでもない土地、誰かの土地に
    進出していかないといけない。
   ・進出されたら、守らなければならない。
   ・自分から先に手を出さなくても、相手が手を出したら
    迎え撃たなくてはならない。
   ・いったん争いが始まったら、勝つまでやめてはいけない。

 戦いについては、

   ・戦いの前に外交が必要である。
   ・外交で対等になるためにも、使わなくても武力が必要である。
   ・戦いは外交である。
   ・戦いを終わらせるのもまた、外交である。

 自分と、自分が大切にしている人を守るためには、

   ・まずは友好的に付き合う外交である。
   ・戦いなしで成長できる外交も必要である。
   ・自ら、守るために戦う覚悟を持つ必要がある。
    基本的に人に頼ることはできないものだし、
    自分のことは、自分で守るものだ。
    そのため、自分を守るための手段を持っておかなくてはいけない。
   ・いざとなったら戦う意思を表す必要もある。
   ・攻撃されたら、反撃する手段を持っている必要がある。

 個別にはもっともなことばかりですが、お互いには矛盾した言葉たちです。

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 あるミュージシャンが、昔々に話されたことです。

   「自分の国を守りたいというのだったら、自分で戦う意思と技術が必要。
    そのために、20歳くらいになったら、全員軍隊に入隊するのが必要じゃないか?」

 その場では、賛成も反対もしませんでした。
 ということは、それを聞いたのはコンサート会場だったのかなあ。

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 一方で、
 「戦争反対」「戦争をするな」「戦争をやめろ」
 という気持ちになることは大事。
 アピールすることも大事。
 でも、口に出しアピールしているだけでは何も変わらない。

 「戦争をしたくない」「戦場にいたくない」
 これも大切な感情。
 ただし、これも口に出すだけでは何も変わらない。
 攻撃されて、引きずり込まれた戦争であっても、
 戦場では、この気持ちになること、この言葉を口にすることは、

 自分と自分が大切にしている人を守ることになるのだろうか?
 自分の命を永らえさせることになるのだろうか?

 戦の後の平和、そんなものは、本当に平和なのだろうか?
 そんなものを目指すことは、はっきり言って矛盾だ。

 自分や大切にしている人を戦で亡くしてしまったら、
 たとえ見せかけの平和になったとしても、周りは幸せそうですっかり忘れているようでも、個人が受けた被害の恨みや怒りはなくなることはない。
 これは、人の心の真実。

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 どれも正しい。どれにも正義がある。
 一方で、「領地を拡大したい」「成長したい」という
『欲』『助平心』『生命欲求』といったものも、誰もが持っている。

 戦は、一方だけが原因ということはない。
 だから、一方だけが勝者でも、敗者でも、被害者でもない。
 でも、「被害者意識」は拡大し続ける。

 どうすれば満足するか?
 「勝つとき」
 なので、「被害者意識」が満足する結果を得られることはない。

 もし、満足したとしたら、相手が「被害者意識」を拡大させているのだ。

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 戦争のことを考えると、

  ・自分が自分を守る意思を持つこと
  ・自分自身の肉体が戦うこと
  ・その覚悟をいつでも持てる

 ことが大事。

  ・人に動かされる駒にならないこと
  ・大きな組織では、「考える駒」になることも覚悟していること

 その前に、

  ・「自分だけが勝ち」ではないという価値観で生き、周りに認めてもらうこと
  ・攻撃されない関係作り
  ・少なくとも、「話し合いのチャンネル」をいつでも持てる関係作り

 が大事なんだと思う。

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 ここまで、戦争のことを書くだけで、

 「対立しているけれど、どちらも自分のことを正義だと思っている」

 ことを体験することになって、内臓が締め付けられる感覚を常に感じ続けていた。
 左右が崖になっている尾根線を手足の自由が利かずに、重い荷物を持って歩いているような感じ。
 そんな究極のバランスに注意しなきゃならない場面の当事者になるようなことを引き寄せたくはない。

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 最後に。
 教育勅語が好きな人だったからもともとの意図は別にあったのは明らかだけれど、
 祖母からの

    「今度戦争があったら、お前が戦争に行くんやぞ」

 の言葉は、『自分のことは自分で守れ』だし、

 『戦争にならない関係作りをしろ』

 という教えだと理解しておこう。

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※祖母へのメッセージ
 「思考」に頼って生きていると、『 “正しい” の罠』に陥っちゃうし、
 それは「幸せ」にはつながらないよ。

 「愛がある行動」は、理屈から考えてそれなりのことはできなくもないけれど、
 「愛」は理屈じゃないし、
 「理屈じゃない愛」から湧き出してきた創造力あふれる思いや行動の中にキラッと見えるのが、『愛』なんだよ。

 そんな『愛』を与えるのが、『幸せ』なんだよ。
 人から愛をどれほどたくさん受取っても、『幸せ』を感じても、『幸せ』ではない。
 『愛』を与えた人の特権なんだ。

 ちなみに、『愛』を『物』に替えて差し出したとたんに、『愛』じゃなくなるんだよ。

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※※戦争をしたがっているように見える政治家と、それを煽る人たちが見える。
 そして、そういう人たちは、自分が戦地に行き、痛い思いをし、血を流し、死ぬことを考えてないように見える。
 そしてその行いが、ほかの人の安全に危害を与える可能性があるということをまったく考えていないように見える。
 だから、祖母の言葉を思い出したのだろうか。

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