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Vol. 22 [何だか、うまく言えないけれど、違う気がする]

公開日: : Core Infinity 通信

 「自分らしく100%表現」の 若狭 喜弘「Yoshi(よし)」です。
 『Core Infinity 通信』を引き続きご購読いただきましてありがとうござい
ます。
【何だか、うまく言えないけれど、違う気がする】
 最近、この本を読みました。
   私が会社を変えるんですか? AIの発想で企業活力を引き出したリアルストーリー
   By 中島崇昴, 本間 正人
   http://astore.amazon.co.jp/hitotoikimono-22/detail/4820717146
   「何だか、うまく言えないけれど、違う気がする」
 の言葉は、本の中で第2期Qプロのメンバーが発した言葉です。
[解説しよう]
 「Qプロ」については、書籍をお読みください。よくわかります。
 ちなみに、正式名称は、「クオリティ改革プロジェクト」。略して、Qプロ
です。
 社内の改革のために集まったメンバーが、会議の場で発した言葉です。
 もう一つちなみに、第1期Qプロは、各部門のエリートが部門長から推薦さ
れた者で構成されていました。
 第2期Qプロは、「有能であり、かつ対話力のある者」が推薦されていまし
た。
[解説しよう2]
 「AI」については、各自お調べください。
 ファシリテーション、ミーティングなどの組織運営論の用語です。
 書籍にも書かれています。
 話は戻って。
 会議の場で、
   「何だか、うまく言えないけれど、違う気がする」
 このようなセリフを言われたら、どうしますか?
 通常は、
   ・「じゃあ、どうしたいんだ?」
   ・「意見を言え」
   ・「まとめてから話せ」
   ・「ここまで話してきて、ぶち壊すつもりか?」
 という反応になるのでしょう。
 私(Yoshi:よし)も同じようなことを言って、同じような反応をされた経験
があります。
 会議は、「決める場であって、個人の感想を言う場ではない」と思われてい
ますから。
   でも、本当に、会議はそういう場でしょうか?
   そもそも、会議は何のために開催するのでしょうか?
 「報告を受けるため」「情報を共有するため」「責任の所在をはっきりさせ
るため」・・・・・・e.t.c.
 もしかしたら、会議の招集者もしくは組織トップが、「自分の考えているこ
とをプレゼンするため」かも知れません。
 でも、会議参加者としては、これらはどうでもいいことです。
 「何故」って?
 そのような内容は、紙ベースであれ、電子ベースであれ、情報が整えられて
いて、それらが「必要だ」という状況になれば、誰もが自ら取りに行くもので
す。
 会議でシャワーのように与えられても、流れ去るのみです。
 確かに不祥事やリコールなど、緊急を要することの役割を決めて、
   『全員の力でマイナスの影響を極力少なくする』
 のであれば、会議は必要でしょう。
 対外的なことは時間との戦いですから、顔を合わせて、次々と決めていく必
要がありますね。
 「そのような事態を起こさないようにする組織作りのため」のリスク・マネ
ジメントの場面はありますが、
 でも、本来会議は、
   『参加者全員で、発想を重ね、ともに創り上げていく場』
 そのためには、社員一人ひとりが持っている資質、向上心、組織で実現した
いこと、人生の中での位置づけに応じて、互いに大切にして関わることが大切
です。もちろん、自分でも自分を大切にしてください。
 教科書的な話はここまでにしまして、会議の場で、
   「何だか、うまく言えないけれど、違う気がする」
 という発言には、どういう意味があるでしょうか?
 先に、
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 そのためには、社員一人ひとりが持っている資質、向上心、組織で実現した
いこと、人生の中での位置づけに応じて、互いに大切にして関わることが大切
です。もちろん、自分でも自分を大切にしてください。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 と書きました。これは、まさにコミットした状態での参加ということです。
   「何かしら、この場に貢献したい。」
   「自分もメンバーとなって、創っている。」
 と思い、感じているわけです。
 その上で、その参加者の「センサー」が、違和感を感じているのです。
 かなり大切なシグナル(=信号、メッセージ、・・・要は視点)です。
 本来、「原初のアイディア」は、言葉になっていません。単なる感覚です。
 感覚と言っても、生まれたての赤ん坊のように、新鮮で、何者にも成り得る
様でもあり、何らかの方向性も持っています。、
 言葉になりきっていないから、少し聞いただけでは矛盾があるような気がし
ます。
 「常識」という価値判断をすると、相手が間違ったことを話しているような
気がしてきます。
 会議は、いわゆる「正しいこと」を話す場ではなく、新しいことを創り出す
場です。
   「何だか、うまく言えないけれど、違う気がする」
 このセリフを言える状態は、簡単には作り出せません。
 この会議に対してコミットして、本質を理解して、意識レベル・無意識レベ
ルでテーマについてセンサーの感度を高くしておかないといけませんから。
 なぜなら、「闘いのある会議(=ディベートや責任を明確にするような会議)」
では心が開かず、センサー感度は「常識との比較」「自己防衛」レベルとかな
り低くなります。
 そうだ。
   あなたは、発想がぷくぷくと湧き出してきた瞬間の体験はないですか?
 とってもデリケートで、とても感度が高くて、言葉になろうとして、でもま
だ言葉の鎧を着ていなくて、・・・・・という状態の「発想」との出会いです。
 もちろん、先の発言のように会議に対する疑問だけではありません。
 いろいろな発想です。
 ともすれば、「非現実的なアイディアだ」として、即刻消去してきたかもし
れません。
 でも、これを大切にしてあげて欲しいのです。
 頭は、使えば使うほど、より使えるようになります。
 身体は、使えば使うほど、より使えるようになります。
 発想も、出せば出すほど、より出てくるようになります。
 自分のものを大切にするのであれば、ほかの人のものも大切にして欲しいの
です。
 発想は、一人の力では出てきません。
 あなたが一人のときに出てきた発想も、あなたがほかの人と関わる体験や経
験から種をもらったものではないですか?
 ある人の「一言」が頭に残って、それが種になったものではありませんか?
 会議は、『お互いに「種」を与えあっている関係』とも言えます。
 だとしたら、
   「何だか、うまく言えないけれど、違う気がする」
 という発言がある会議は、「場の雰囲気は上手に醸成された」と言っていい
でしょう。(内容や結果はともかく)
 ほかの人の発言をOKと受け入れてください。
 あなたが、発言する未完成の言葉もOKと受け入れてください。
 そこから、創造的な関係が作られ、創造的な結果に導かれることになります。
 ちなみに このセリフは、最初に紹介した本では「有能であり、かつ対話力の
ある者」のセリフです。
 有能であるからこそのセリフなのです。
※そうそう。中島崇昴さんの講演会が大阪で開催されます。
 実際に、対話を用いて大企業の組織活性化を実現されたお話を聞けます。
 詳しくは、下記URLをご覧ください。
 http://www.finenetworld.com/workshop/collaboseminar.html
                『自分らしく100%表現』
                    若狭 喜弘(Yoshi)
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テーマ  「介護とコーチング PART2」
      ~介護者と介護従事者に対するコーチングのポイント~
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□日 時□ 2010年11月28日(日)13:30~16:30
□場 所□ ウィングス京都
□参加費□ 会員2,000円  非会員3,000円
□対 象□ 介護者と介護従事者。
      介護に関心のある方
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  • 素の自分をさらけ出せる場『原点』を一緒に創るコーチ
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    素の自分をさらけ出せる、安心・安全な場『原点』をまだ持っていない人と一緒に『原点』を創っていくのが、私の役割です。

    詳しくは、下記プロフィールをご覧ください。
    http://core-infinity.sakura.ne.jp/?page_id=516

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